Pat
J-GLOBAL ID:201403016717702807

導電膜の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子 ,  伊東 秀明 ,  三橋 史生
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2013061787
Publication number (International publication number):2014186902
Application date: Mar. 25, 2013
Publication date: Oct. 02, 2014
Summary:
【課題】本発明は、光照射による導電性銅ペーストの成膜時にアブレーションの発生を抑制することができる導電膜の製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】熱硬化性樹脂成分またはガラス・フリットを配合していない導電性銅ペーストを用いた導電膜の製造方法であって、 導電性銅ペーストは、銅粉、微細銅粉、脂肪族モノカルボン酸の銅塩、(ジアルキルアミノ)アルキルアミン、ポリマーバインダー、および、所定の有機溶媒を含み、 ポリマーバインダーは、熱分解温度が200〜500°Cであり、 導電性銅ペーストを樹脂基材上に付与した後に、所定の有機溶媒の残留量が0.1〜5質量%となる状態で、光照射し、成膜することを特徴とする導電膜の製造方法。【選択図】なし
Claim (excerpt):
熱硬化性樹脂成分またはガラス・フリットを配合していない導電性銅ペーストを用いた導電膜の製造方法であって、 前記導電性銅ペーストは、 銅粉、微細銅粉、脂肪族モノカルボン酸の銅塩、(ジアルキルアミノ)アルキルアミン、ポリマーバインダー、および、第一の有機溶媒を含み、 前記ポリマーバインダーは、熱分解温度が200〜500°Cであり、 前記第一の有機溶媒は、室温で液体であり、沸点は、200°C以上であるが、400°Cを超えない範囲であり、ヒドロキシル基以外の反応性官能基を内在していない、アルコール性ヒドロキシル基を有する有機溶媒であり、 前記脂肪族モノカルボン酸の銅塩は、(ジアルキルアミノ)アルキルアミンに溶解してなる溶液として、前記第一の有機溶媒と混合して、混合液とされ、 前記銅粉と前記微細銅粉が、前記混合液中に分散されている、ペースト状の組成物であり;かつ、 前記銅粉の平均粒径は、2μm〜10μmの範囲に選択され、 前記微細銅粉の平均粒子径は、0.2μm〜1.0μmの範囲に選択され、 前記脂肪族モノカルボン酸の銅塩は、その沸点が、230°C以上であるが、400°Cを超えない範囲である脂肪族モノカルボン酸(R-COOH)に由来する、脂肪族モノカルボン酸の銅塩であり、 前記(ジアルキルアミノ)アルキルアミンは、室温で液体であり、沸点は、230°C以上であるが、300°Cを超えない範囲の(ジアルキルアミノ)アルキルアミンであり、 前記銅粉と前記微細銅粉の含有比率、(銅粉の含有量):(微細銅粉の含有量)は、80質量部:20質量部〜60質量部:40質量部の範囲に選択され、 前記銅粉と前記微細銅粉の重量の総和(WCu-powder+WCu-fine-powder)に対する、前記脂肪族モノカルボン酸の銅塩に含まれる銅原子の重量の合計(WCu-carboxylate)の比率、(WCu-powder+WCu-fine-powder):(WCu-carboxylate)は、100質量部:0.15質量部〜100質量部:0.7質量部の範囲に選択され、 前記銅粉、前記微細銅粉の重量の総和(WCu-powder+WCu-fine-powder)と、前記第一の有機溶媒の重量(Wdispersion-medium)の比率、(WCu-powder+WCu-fine-powder):Wdispersion-mediumは、100質量部:2質量部〜100質量部:10質量部の範囲に選択され、 前記脂肪族モノカルボン酸の銅塩と前記(ジアルキルアミノ)アルキルアミンの含有比率は、脂肪族モノカルボン酸の銅塩1分子当たり、(ジアルキルアミノ)アルキルアミンが、2.2分子〜8分子の範囲となる比率に選択される、ペースト状の組成物であり; 前記導電性銅ペーストを樹脂基材上に付与した後に、前記第一の有機溶媒の残留量が0.1〜5質量%となる状態で、光照射し、成膜することを特徴とする導電膜の製造方法。
IPC (6):
H01B 1/22 ,  C08L 101/00 ,  C08K 3/08 ,  C08K 5/09 ,  C08K 5/17 ,  H01B 13/00
FI (6):
H01B1/22 A ,  C08L101/00 ,  C08K3/08 ,  C08K5/09 ,  C08K5/17 ,  H01B13/00 503C
F-Term (16):
4J002AA001 ,  4J002BC101 ,  4J002BE011 ,  4J002BG001 ,  4J002CD001 ,  4J002DA076 ,  4J002EG047 ,  4J002EN038 ,  4J002GJ01 ,  4J002GQ02 ,  4J002HA03 ,  5G301DA03 ,  5G301DA06 ,  5G301DA42 ,  5G301DD01 ,  5G301DE01

Return to Previous Page