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J-GLOBAL ID:201403032857386862

土壌からの放射性セシウム除去方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人 有古特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2012209294
Publication number (International publication number):2014062867
Application date: Sep. 24, 2012
Publication date: Apr. 10, 2014
Summary:
【課題】土壌から放射性セシウムを低コストで効率よく除去し、かつ、処理後の土壌を再利用可能な、土壌からの放射性セシウム除去方法を提供すること。【解決手段】本発明の土壌からの放射性セシウム除去方法は、(1) 土壌と無機カルシウム化合物との混合物中における無機カルシウム化合物の割合が3質量%以上30質量%以下となるように、放射性セシウムを含有する土壌に酸化カルシウム等の無機カルシウム化合物を添加し、さらに土壌と無機カルシウム化合物との混合物の質量に対して0.5質量%を超え5質量%以下の塩化ナトリウムを添加する添加工程と、(2) 1000°C以上1200°C以下で30分以上120分以下の時間加熱処理することにより、前記添加工程後の土壌から放射性セシウムを揮発させる加熱工程と、(3) 加熱工程によって土壌から揮発した放射性セシウムを回収する回収工程とを有する。【選択図】なし
Claim (excerpt):
土壌と無機カルシウム化合物との混合物中における無機カルシウム化合物の割合が3質量%以上30質量%以下となるように、放射性セシウムを含有する土壌に酸化カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、リン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、カルシウムシアナミド及び硝酸カルシウムからなる群より選択される少なくとも1種類の無機カルシウム化合物を添加し、さらに土壌と無機カルシウム化合物との混合物の質量に対して0.5質量%を超え5質量%以下の塩化ナトリウムを添加する添加工程と、 900°C以上1200°C以下で30分以上120分以下の時間加熱処理することにより、前記添加工程後の土壌から放射性セシウムを揮発させる加熱工程と、 加熱工程によって土壌から揮発した放射性セシウムを回収する回収工程と、 を有する、土壌からの放射性セシウム除去方法。
IPC (2):
G21F 9/32 ,  G21F 9/28
FI (2):
G21F9/32 Z ,  G21F9/28 Z

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