Pat
J-GLOBAL ID:201403051592197315

シリンダ装置設計方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人中部国際特許事務所
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2011061278
Publication number (International publication number):WO2012157071
Application date: May. 17, 2011
Publication date: Nov. 22, 2012
Summary:
上下配置されて相対動作する2つの物の間に設けられ、細孔を有する多孔質体と作動液とが収容されてコロイダルダンパとして機能するシリンダ装置を設計する際に、相対動作する2つの物のうちの上方側に位置する物の重量に応じて、多孔質体の細孔に作動液が流入し始める時のチャンバの内圧であるクラッキング圧Pintrの目安となる基準クラッキング圧Pintr'を設定し、その基準クラッキング圧Pintr'に基づき、チャンバの内圧Pと多孔質体の細孔の内圧との釣り合い式Pintr=-2・σ・cosθin/r(ここで、σは作動液の表面張力,θinは作動液の浸入時の接触角)を根拠に、多孔質体の細孔径dの目安となる基準細孔径d'(=2・r')を決定する。
Claim (excerpt):
(A)相対動作する2つの物の一方に連結されるハウジングと、(B)前記2つの物の他方に連結されて前記ハウジング内を摺動可能なピストンと、(C)前記ハウジングと前記ピストンとによって区画形成されたチャンバの内部に収容された多数の細孔を有する多孔質体および作動液とを備え、(i)前記2つの物のうちの上方側に位置する物を、前記多孔質体の細孔に前記作動液が流入した状態によって生じる前記チャンバの内圧に依存して支持するとともに、(ii)前記2つの物の相対動作に応じて前記多孔質体の細孔へ流入している前記作動液の量が変化することによって、それら2つの物の相対動作を減衰させ、コロイダルダンパとして機能するシリンダ装置の設計方法であって、 前記2つの物のうちの上方側に位置する物の重量に応じて、前記多孔質体の細孔に作動液が流入し始める時の前記チャンバの内圧であるクラッキング圧の目安となる基準クラッキング圧を設定するクラッキング圧設定プロセスと、 前記チャンバの内圧と前記多孔質体の細孔の内圧との釣り合いに基づいて定まる前記クラッキング圧と前記多孔質体の細孔径との関係を根拠に、前記基準クラッキング圧に基づいて、前記多孔質体の細孔径の目安となる基準細孔径を決定する細孔径決定プロセスと を含むシリンダ装置設計方法。
IPC (3):
F16F 9/30 ,  F16F 9/24 ,  F16F 9/32
FI (3):
F16F9/30 ,  F16F9/24 ,  F16F9/32 Z
F-Term (5):
3J069AA50 ,  3J069AA52 ,  3J069BB10 ,  3J069DD49 ,  3J069DD50

Return to Previous Page