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J-GLOBAL ID:201403099720219613
連続鋳造における鋳型内状態の推定方法、装置及びプログラム
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
國分 孝悦
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2010120874
Publication number (International publication number):2011245507
Patent number:5505086
Application date: May. 26, 2010
Publication date: Dec. 08, 2011
Claim (excerpt):
【請求項1】 溶鋼から鋳型用の冷却水までの間に凝固シェル、モールドパウダー層、鋳型の各熱伝導体が存在する連続鋳造において、凝固シェルと鋳型との間の熱伝達係数α、及び、溶鋼と凝固シェルとの間の熱伝達係数βを求めて鋳型内状態を推定する鋳型内状態の推定方法であって、
鋳型内に鋳造方向に位置をずらして埋設された複数の測温手段を用いて、鋳型を通過する熱流束を取得する熱流束取得手順と、
前記熱伝達係数α及び前記熱伝達係数βを含み、鋳型を通過する熱流束を表わす式と、前記熱流束取得手順で取得した熱流束とを用いて、前記熱伝達係数α及び前記熱伝達係数βを同時に決定する熱伝達係数決定手順とを有し、
前記熱流束取得手順では、
dwを測温手段から水冷位置までの距離、hwを鋳型と冷却水との間の熱伝達係数、Twを冷却水温度、λmを鋳型の熱伝導率として、
前記複数の測温手段の温度計測値Tm_obs(z,t)に基づいて、式(D)より、鋳型を通過する熱流束qm(z,t)を計算し、
前記熱伝達係数決定手順では、
Tを凝固シェルの温度、T0を溶鋼の温度、Tsを溶鋼と凝固シェルとの界面温度、uを鋳造速度、λsを凝固シェルの熱伝導率、csを凝固シェルの比熱、ρsを凝固シェルの密度、Lを凝固シェルの潜熱、dを鋳型の凝固シェル側の表面から測温手段までの距離、λmを鋳型の熱伝導率として、
鋳造方向をz軸、鋳造方向に直交する方向をx軸とする2次元座標上で、凝固シェルの厚みs(z,t)及び凝固シェルの鋳型側の表面温度T(0,z,t)を表わす式(A)、(B)と、凝固シェルの鋳型側の表面-モールドパウダー層-熱電対間の熱収支に基づいて、鋳型を通過する熱流束qm(z,t)を表わす式(C)とを用いて、前記熱伝達係数α及び前記熱伝達係数βを同時に決定し、凝固シェルの厚みs(z,t)を計算する
ことを特徴とする鋳型内状態の推定方法。
IPC (2):
B22D 11/16 ( 200 6.01)
, B22D 46/00 ( 200 6.01)
FI (3):
B22D 11/16 104 U
, B22D 11/16 104 B
, B22D 46/00
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