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J-GLOBAL ID:201503026886151219

全固体二次電池およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 宮原 貴洋 ,  小林 生央
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2013136369
Publication number (International publication number):2015011864
Application date: Jun. 28, 2013
Publication date: Jan. 19, 2015
Summary:
【課題】オリビン系正極活物質を使用し固体電解質と同時焼成する場合に、正極活物質から固体電解質へのLi,Mの拡散を抑える。【解決手段】活物質の遷移金属と同等の金属を固体電解質中に含むことで、空間を占める濃度勾配を緩和し、正極活物質からの固体電解質側への元素拡散を広い温度域に渡って抑制する。リン酸塩系NASICON型固体電解質の焼結体中に一般式LiMPO4で表されるオリビン型正極活物質粒子が二次相として点在する。リン酸塩系NASICON型固体電解質(LATP)がO原子12mol(LATPの1mol)に対して遷移金属Mの原子が0.05mol〜0.3molである。LATPを合成する際に炭酸マンガンを添加して合成してMn添加LATPを調整し、それをスラリー化して、グリーンシートに塗布して、正極活物質層を積層し、同時焼成して焼結体を作製する。【選択図】図32
Claim (excerpt):
固体電解質層と、 前記固体電解質層を挟む、正極活物質層と第一の集電極層とを含む正極層と、第二の集電極層とを含む負極層と、 前記第一の集電極層と第二の集電極層とにそれぞれ接続する外部電極と、 を備える全固体二次電池であって、 前記正極活物質層は、オリビン型活物質LiMPO4(Mは、遷移金属マンガンMn、コバルトCo、ニッケルNiから選ばれる少なくとも一つ)で形成され、 前記固体電解質層は、AB2(PO4)3骨格のNASICON型構造のリン酸塩で形成された焼結体であり、 前記固体電解質層の内部に、前記正極活物質層を形成する前記遷移金属Mと同一の元素を含むオリビン型結晶構造の二次相粒子が存在している ことを特徴とする全固体二次電池。
IPC (2):
H01M 10/056 ,  H01M 4/58
FI (2):
H01M10/0562 ,  H01M4/58
F-Term (20):
5H029AJ01 ,  5H029AK01 ,  5H029AL01 ,  5H029AL02 ,  5H029AL03 ,  5H029AM12 ,  5H029CJ02 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ05 ,  5H029HJ07 ,  5H050AA01 ,  5H050BA17 ,  5H050CA01 ,  5H050CB01 ,  5H050CB02 ,  5H050CB03 ,  5H050GA02 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA07
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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