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J-GLOBAL ID:201503034838749512

制振釘およびこれを用いた制振構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 片伯部 敏
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2014108618
Patent number:5727070
Application date: May. 26, 2014
Summary:
【課題】木造構造物の制振性能を向上できる、制振釘およびこれを用いた制振構造を提供する。 【解決手段】表側の木材から打ち込まれて貫通し裏側の木材に達して両木材をとめる釘において、表側の木材に位置する釘上部14と、裏側の木材に位置する釘下部18と、釘上部14と釘下部18との間にあって横断面積が釘上部14や釘下部18よりも小さい釘中央部16と、を有する。これにより、表側の木材と裏側の木材との間に働く振動の繰り返し荷重により釘中央部16が変形を繰り返すことで振動エネルギーを吸収する。この釘は、全体が板状の金属部材8によって形成され、上端が直角に屈曲して頭部10となり、釘中央部16は幅が小さくされ、または窓20が開けられて横断面積が小さくなっている。また、釘上部14、または釘下部18には木材との摩擦を大きくするための凹凸22が幅方向に形成される。 【選択図】図1
Claim (excerpt):
【請求項1】 表側の木材から打ち込まれて貫通し裏側の木材に達して前記両木材をとめる釘において、前記表側の木材に位置する釘上部と、前記裏側の木材に位置する釘下部と、前記釘上部と前記釘下部との間にあって横断面積が前記釘上部や前記釘下部よりも小さい釘中央部と、を有し、前記表側の木材と裏側の木材との間に働く振動の繰り返し荷重により前記釘中央部が曲げによる変形を繰り返すことで振動エネルギーを吸収し、前記釘は、全体が板状の金属部材によって形成され、前記振動の方向と前記板状の面とを直角にして釘を打ち込むことを特徴とする制振釘。
IPC (3):
E04H 9/02 ( 200 6.01) ,  F16B 15/00 ( 200 6.01) ,  F16F 7/12 ( 200 6.01)
FI (3):
E04H 9/02 ,  F16B 15/00 E ,  F16F 7/12
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 固定具及びそれを用いた壁構造
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2008-292640   Applicant:大建工業株式会社
  • 金属穿孔ファスナー
    Gazette classification:公表公報   Application number:特願2001-540061   Applicant:イブニング・スター・インベストメンツ・エル・エル・シー
  • 断熱材付き胴縁の製造方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2008-270637   Applicant:ミサワホーム株式会社, 旭ファイバーグラス株式会社
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