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J-GLOBAL ID:201503054160767320

安定に分散可能なセルロースナノファイバーの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 八田国際特許業務法人
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2014543758
Publication number (International publication number):2015500354
Application date: Nov. 06, 2012
Publication date: Jan. 05, 2015
Summary:
本発明は、安定に分散可能なセルロースナノファイバーのを製造方法を開示した。当該方法は、下記のステップを含む。1)セルロースと有機溶剤とを混合させ、セルロースの固形分含有量は1%〜15%である。2)エステル化剤を上記ステップ1)の混合物に添加する。前記エステル化剤とセルロースとのモル比が1:0.1〜4である。3)全ての反応混合物を物理破砕すると共にセルロースファイバーの表面のヒドロキシ基は、直径が2〜1000nm、長さが100〜100μmである安定に分散したセルロースナノファイバーを含む懸濁液を得るまでエステル化反応する。本発明の方法により得た表面がエステル化したセルロースナノファイバーの表面は、アルキル分子鎖などにより疎水化処理された。分散溶剤は、DMFであってもいいし、他の溶剤で溶剤置換を行ってもいい。また、合成樹脂と複合する場合に、処理されていないセルロースと比べ、基剤との親和性が良く、複合材料の強度を向上させることができる。【選択図】図2
Claim (excerpt):
安定に分散可能なセルロースナノファイバーの製造方法であって、下記のステップを含み、 1)セルロースと有機溶剤とを混合させ、セルロースの固形分含有量が1%〜15%であり、 2)エステル化剤を上記ステップ1)の混合物に添加し、前記エステル化剤とセルロースとのモル比が1:0.1〜4であり、 3)全ての反応混合物を物理破砕すると共にセルロースファイバーの表面のヒドキロシ基はエステル化され、直径が2〜1000nm、長さが100〜100μmである安定に分散したセルロースナノファイバー懸濁液を得ることを特徴とする、製造方法。
IPC (4):
C08B 3/00 ,  C08B 3/06 ,  C08B 3/10 ,  C08B 3/12
FI (4):
C08B3/00 ,  C08B3/06 ,  C08B3/10 ,  C08B3/12
F-Term (8):
4C090AA05 ,  4C090BA25 ,  4C090BA26 ,  4C090CA01 ,  4C090CA02 ,  4C090CA11 ,  4C090CA38 ,  4C090CA39
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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