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J-GLOBAL ID:201503075922234771
くすぶり型又は慢性型の成人T細胞白血病患者の急性転化後の治療方針を決定するための方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
廣田 雅紀
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2013013209
Publication number (International publication number):2013083671
Patent number:5737529
Application date: Jan. 28, 2013
Publication date: May. 09, 2013
Claim (excerpt):
【請求項1】以下の工程を含むくすぶり型又は慢性型の成人T細胞白血病(以下、ATLと略記する)患者の急性転化後の治療方針を決定するための方法。
(1)くすぶり型又は慢性型ATLと判定された患者より採取された試料を用いて、当該試料中のCD30と、インターロイキン-2受容体(IL-2R)、及び/又は、乳酸脱水素酵素(LDH)活性とを測定する工程;
(2)予め作成したCD30濃度と(1)と同一の測定方法での測定値との関係を表す検量線と、(1)での測定値とから、当該試料中のCD30濃度を決定する工程;
(3)(2)で決定した当該試料中のCD30濃度が800U/mL以上の場合、当該患者が急性転化したと判定し、CD30濃度が800U/mLよりも低い場合、当該患者が急性転化していないと判定する、という基準と比較すること、又は、(2)で決定した当該試料中のCD30濃度の、くすぶり型若しくは慢性型ATLと判定されたときのCD30濃度に対する割合が2.0倍以上の場合、当該患者が急性転化したと判定し、当該割合が2.0倍よりも低い場合、当該患者が急性転化していないと判定する、という基準と比較する工程;
(4)予め作成したIL-2R濃度と(1)と同一の測定方法での測定値との関係を表す検量線と、(1)での測定値とから、当該試料中のIL-2R濃度を決定する、及び/又は、予め作成したLDH活性と(1)と同一の測定方法での測定値との関係を表す検量線と、(1)での測定値とから、当該試料中のLDH活性を決定する工程;
(5)(3)で急性転化したと判定された患者について、(4)で決定したIL-2R濃度の、くすぶり型若しくは慢性型ATLと判定されたときのIL-2R濃度に対する割合が1.5を超えない場合は3週間隔で投与するCOP療法、又は、THP-CHOP療法を施す必要があると判定し、当該割合が1.5を超える場合、2週間隔CHOP療法やLSG15(Leukemia Study Group15)療法を施す必要があると判定する、という基準と比較する、及び/又は、(4)で決定したLDH活性の、くすぶり型若しくは慢性型ATLと判定されたときのLDH活性の測定値に対する割合が1.5を超えない場合は3週間隔で投与するCOP療法、又は、THP-CHOP療法を施す必要があると判定し、当該割合が1.5を超える場合、2週間隔CHOP療法やLSG15(Leukemia Study Group15)療法を施す必要があると判定する、という基準と比較することにより、くすぶり型又は慢性型のATL患者の急性転化後の治療方針を決定する工程。
IPC (2):
G01N 33/68 ( 200 6.01)
, C12Q 1/32 ( 200 6.01)
FI (2):
Article cited by the Patent:
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