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J-GLOBAL ID:201603000853582345

濃度推定方法、データ解析装置およびプログラム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 木村 満 ,  山中 生太 ,  山口 浩一 ,  末富 孝典
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2016023941
Publication number (International publication number):2016164552
Application date: Feb. 10, 2016
Publication date: Sep. 08, 2016
Summary:
【課題】クロマトグラフィー-タンデム質量分析法において、標準物質を使用せずに測定対象物質の試料中濃度を推定することができる濃度推定方法等を提供する。【解決手段】イオン化された測定対象物質をLC/MS装置10で検出する。LC/MS/MS装置30でプロダクトイオンを検出する。データ解析装置50は、測定対象物質のイオン化における平衡定数を量子化学計算に基づいて算出し、平衡定数及びLC/MS/MS装置30で得られたピーク面積から測定対象物質の濃度とプリカーサーイオンの量との関係式を決定する。データ解析装置50は、LC/MS装置10で得られた測定対象物質のピーク面積とプロダクトイオンのピーク面積との比で、前記関係式を、濃度とプロダクトイオンのピーク面積との関係式に補正し、濃度とプロダクトイオンのピーク面積との関係式及びプロダクトイオンのピーク面積から試料における濃度を推定する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
クロマトグラフィーにより時間方向に分離された試料中の測定対象物質をイオン化し、イオン化された測定対象物質を検出する第1の分析ステップと、 クロマトグラフィーにより時間方向に分離された前記試料中の測定対象物質をイオン化し、イオン化された該測定対象物質を解離させたプロダクトイオンを検出する第2の分析ステップと、 前記測定対象物質のイオン化効率に関する値を量子化学計算に基づいて算出する算出ステップと、 前記イオン化効率に関する値及び前記第2の分析ステップで得られたクロマトグラムにおける前記プロダクトイオンのシグナル強度から前記測定対象物質の濃度と前記イオン化された測定対象物質の量との関係式を決定する決定ステップと、 前記第1の分析ステップで得られたクロマトグラムにおける前記測定対象物質のシグナル強度と前記プロダクトイオンのシグナル強度との比で、前記測定対象物質の濃度とイオン化された測定対象物質の量との関係式を、前記測定対象物質の濃度と前記プロダクトイオンの量との関係式に補正する補正ステップと、 前記測定対象物質の濃度と前記プロダクトイオンの量との関係式及び前記プロダクトイオンのシグナル強度から前記試料における前記測定対象物質の濃度を推定する推定ステップと、 を含む、濃度推定方法。
IPC (1):
G01N 27/62
FI (1):
G01N27/62 D
F-Term (5):
2G041CA01 ,  2G041EA04 ,  2G041GA09 ,  2G041HA01 ,  2G041LA09

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