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J-GLOBAL ID:201603009828249256

貴金属製錬スラグからの希土類元素回収方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小松 高
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2014244687
Publication number (International publication number):2016108583
Application date: Dec. 03, 2014
Publication date: Jun. 20, 2016
Summary:
【課題】高価な有機溶媒抽出法を用いることなく、簡易かつ安価な工程により、貴金属製錬スラグから高純度の希土類元素を回収する。【解決手段】希土類元素を含む貴金属製錬スラグを硫酸とリン酸を除く無機酸の水溶液中で溶解し、希土類元素を含む酸浸出液を得る無機酸浸出工程と、前記酸浸出液に金属鉄を添加して、鉄と置換析出可能な重金属を析出させて固液分離により除去するセメンテーション工程と、重金属を除去した酸浸出液に酸化剤を添加して2価のFeイオンを酸化して3価のFeイオンとする酸化処理工程と、酸化処理後の酸浸出液のpHを5〜7に調整して3価のFeイオンおよびアルミニウムイオンを水酸化物として析出させて固液分離により除去する中和処理工程、および、分離した酸浸出液のpHを8〜10に調整し希土類元素を水酸化物として析出させて固液分離により回収する回収工程とを連続して行う。【選択図】図1
Claim (excerpt):
希土類元素を含む貴金属製錬スラグを無機酸(ただし硫酸とリン酸を除く)の水溶液中で溶解し、貴金属製錬スラグに含まれる酸可溶成分を浸出した後酸不溶性の固体を固液分離し、希土類元素を含む酸浸出液を得る無機酸浸出工程と、 前記酸浸出液に金属状態の鉄を添加して、鉄と置換析出可能な金属イオンを金属状態で析出させた後、前記析出した金属を固液分離により除去するセメンテーション工程と、 前記析出した金属を除去した酸浸出液に酸化剤を添加して酸浸出液中の2価の鉄イオンを酸化して3価の鉄イオンとする酸化処理工程と、 酸化処理後の酸浸出液のpHを5〜7に調整し、3価の鉄イオンおよびアルミニウムイオンを水酸化物として析出させる中和処理工程と、 前記析出した鉄およびアルミニウムの水酸化物を固液分離により除去する分離工程と、 前記水酸化物を除去した酸浸出液のpHを8〜10に調整し、希土類元素を水酸化物として析出させ、前記析出した希土類元素の水酸化物を固液分離により回収する回収工程と、 を含む、貴金属製錬スラグからの希土類元素回収方法。
IPC (6):
C22B 59/00 ,  C22B 7/04 ,  C22B 3/44 ,  C22B 3/46 ,  C22B 3/04 ,  B09B 3/00
FI (6):
C22B59/00 ,  C22B7/04 B ,  C22B3/00 Q ,  C22B3/00 U ,  C22B3/00 A ,  B09B3/00 304D
F-Term (22):
4D004AA43 ,  4D004AB03 ,  4D004BA05 ,  4D004CA04 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA40 ,  4D004CB13 ,  4D004CC12 ,  4K001AA02 ,  4K001AA09 ,  4K001AA10 ,  4K001AA19 ,  4K001AA20 ,  4K001AA39 ,  4K001BA12 ,  4K001BA19 ,  4K001CA01 ,  4K001DB04 ,  4K001DB05 ,  4K001DB18 ,  4K001DB23

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