Pat
J-GLOBAL ID:201603013068630571
含フッ素化合物、それを用いる核酸検出方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
海野 徹
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2015044611
Publication number (International publication number):2016164130
Application date: Mar. 06, 2015
Publication date: Sep. 08, 2016
Summary:
【課題】検出シグナルの生体組織透過性が高い19F核磁気共鳴法に着目し、新規な含フッ素化合物ならびにそれを用いた核酸検出方法を提供する。【解決手段】生体組織透過性が高く、生体由来のバックグラウンドシグナルが低い、19F核磁気共鳴信号により核酸を検出可能な低分子プローブとして、Hoechst 33258に19Fを含む化合物を結合させた、新たなDNA検出プローブを合成した。このプローブを用いることにより、AT配列を含むDNAを19F NMRのケミカルシフト変化および蛍光強度変化として検出することができ、蛍光透過性の低い生体試料中でのDNA検出が可能となった。また、プローブ結合領域(AATT配列)周辺の塩基配列に依存してケミカルシフトが変化することから、19F NMRによるDNA1次・2次構造解析プローブとしての利用も期待できる。【選択図】 図2
Claim (excerpt):
式(1)で表される構造を有する含フッ素化合物。
R1-[L1]m-L2-[L3]n-Rf ・・・・(1)
(ここで、RlはDNA結合能を有する低分子リガンドであり、L1およびL3は、-CH2-、-O-、-CONH-、-NHCO-、-NH-もしくはトリアゾールのいずれかであり(m、nは0もしくは1である。)、L2は、単数もしくは複数の-CH2-が独立して、-NH-、-O-、-CO-、-SO2-、アリーレン基で置換されていてもよいアルキレン基であり、Rfは、1以上の水素原子がフッ素原子Fで置換されたアルキル基、または水素原子のうち少なくとも一つがフッ素原子Fもしくはパーフルオロアルキル基で置換されているアルキル基、アリール基あるいはヘテロ環式化合物である。)
IPC (3):
C07D 235/20
, C12Q 1/68
, G01R 33/465
FI (3):
C07D235/20
, C12Q1/68 A
, G01N24/08 510Q
F-Term (30):
4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024HA12
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ03
, 4B063QQ08
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR41
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QR72
, 4B063QR77
, 4B063QS28
, 4B063QS32
, 4B063QS36
, 4B063QX01
, 4B063QX02
, 4B063QX10
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