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J-GLOBAL ID:201603016375995110

28位がヒドロキシメチル基またはカルボキシル基である五環系トリテルペン化合物の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 田中 光雄 ,  山崎 宏 ,  冨田 憲史
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2012531963
Patent number:6018915
Application date: Sep. 01, 2011
Claim (excerpt):
【請求項1】 形質転換体の培養物または該培養物の処理物を酵素源に用い、該酵素源、および基質としての五環系トリテルペンまたはその誘導体を水性媒体中に存在せしめ、該媒体中に28位にヒドロキシメチル基またはカルボキシル基を有する五環系トリテルペンまたはその誘導体を生成、蓄積させ、該媒体から28位にヒドロキシメチル基またはカルボキシル基を有する五環系トリテルペンまたはその誘導体を採取する、28位にメチル基またはカルボキシル基を有する五環系トリテルペンまたはその誘導体の製造法であって、 該形質転換体が、以下の(a)〜(e): (a) 配列番号2〜8のいずれかに示すアミノ酸配列を含むタンパク質をコードするDNA; (b) 配列番号2〜8のいずれかに示すアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換、挿入又は付加されたアミノ酸配列を含み、かつ、五環系トリテルペンの28位のメチル基をヒドロキシメチル基またはカルボキシル基に変換する活性を有するタンパク質をコードするDNA; (c) 配列番号2〜8のいずれかに示すアミノ酸配列と70%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、かつ、五環系トリテルペンの28位のメチル基をヒドロキシメチル基またはカルボキシル基に変換する活性を有するタンパク質をコードするP450のDNA; (d) 配列番号10〜16のいずれかに示す塩基配列を含むDNA;および (e) 配列番号10〜16のいずれかに示す塩基配列と70%以上の配列同一性を有する塩基配列を含み、かつ、五環系トリテルペンの28位のメチル基をヒドロキシメチル基またはカルボキシル基に変換する活性を有するタンパク質をコードするP450のDNA、 からなる群から選択されるDNAを含有する組換え体DNAを含む形質転換体であり、 該誘導体は、五環系トリテルペン化合物の、1位、2位、11位、12位、29位および30位から選択される1つ以上の水素原子が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、水酸基、アセトキシ、プロパノイルオキシ、ホルミル、アセチル、プロピオニル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、アミノ基、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、アミド基、アセタミド、オキソ基、シアノ基、ニトロ基、メチルチオ、エチルチオ、メシルおよび/またはエチルスルホニルで置換されており、ならびに/あるいは28位カルボキシル基がアルキルエステル化またはアルキル-もしくはジアルキル-アミド化されており、1位、2位、11位、12位、29位および30位が水酸基で置換されている場合と28位がヒドロキシメチル基またはカルボキシル基である場合、該水酸基、該ヒドロキシメチル基および該カルボキシル基から選択される1つ以上にブドウ糖が付加されていてもよい、製造法。
IPC (3):
C12P 33/00 ( 200 6.01) ,  C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12N 9/02 ( 200 6.01)
FI (3):
C12P 33/00 ,  C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 9/02
Article cited by the Patent:
Cited by applicant (7)
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Cited by examiner (7)
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