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J-GLOBAL ID:201603019857209277

電界撹拌を用いた生体分子の迅速検出法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 永島 孝明 ,  若山 俊輔
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2016020839
Patent number:6026027
Application date: Feb. 05, 2016
Summary:
【課題】本発明は、高価な試薬をより節約することを可能とする、電界撹拌を用いた生体分子の検出方法を提供することを目的とする。 【解決手段】上記課題を解決するために、本発明者らは鋭意研究した結果、高価な試薬を含む反応溶液の量を少なくしても、油性の被覆液を用いて嵩増しすることにより、液滴を形成することができることを見出した。そして、変動電界を印加してその液滴を高速に振動させるためには、0.7〜18.6mPa・sの低粘度の油性の被覆液を用いるとともに、液滴形成領域とその外周に配置された撥油性領域を有するプレートを用いれば、電界撹拌を好適に行うことができること見出し、本発明を完成するに至った。 【選択図】図1
Claim (excerpt):
【請求項1】 固形の生体試料中に含有される生体分子と前記生体分子に特異的な検出分子を結合させることにより、前記固形の生体試料中の前記生体分子を検出する方法において、 A)液滴形成領域とその外周に配置された撥油性領域とを有するプレートの前記液滴形成領域上に、前記固形の生体試料を載置し、 B)前記検出分子を含む溶液により、前記生体試料を覆うように液滴を前記液滴形成領域内に形成し、 C)粘度が0.7〜18.6mPa・sの油性の被覆液を用い、前記撥油性領域を越えない範囲で前記液滴を被覆して、ドーム状の液滴とし、 D)前記液滴に変動電界を印加することで前記液滴を振動させる電界撹拌を行うことにより、前記生体試料中に含有される前記生体分子と前記検出分子とを結合させ、 E)前記生体分子に結合した前記検出分子により、前記生体分子の存在を検出する、 ことを含む生体分子の検出方法。
IPC (4):
G01N 33/53 ( 200 6.01) ,  C12Q 1/68 ( 200 6.01) ,  C12M 1/00 ( 200 6.01) ,  C12M 1/34 ( 200 6.01)
FI (7):
G01N 33/53 M ,  G01N 33/53 D ,  G01N 33/53 T ,  C12Q 1/68 A ,  C12M 1/00 A ,  C12M 1/34 F ,  C12M 1/34 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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