Pat
J-GLOBAL ID:201703003246096225

基質応答性自律振動型マイクロカプセル

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 平井 安雄
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2012247839
Publication number (International publication number):2014094918
Patent number:6069782
Application date: Nov. 09, 2012
Publication date: May. 22, 2014
Claim (excerpt):
【請求項1】 基質応答性のマイクロカプセルであって、該マイクロカプセルは、その外縁を画定するキトサンから成る膜、該膜によって囲まれた内部領域中に存在する水性溶媒、該水性溶媒中に存在するグルコースオキシダーゼから成る酵素、および該内部領域中に存在するキトサンから成る固体材料を含み、 該マイクロカプセルは、該酵素の基質であるグルコースを含有しかつ予め定められた環境を呈する水溶液中に分散されたときに、下記(1)〜(5): (1)該膜は水および該基質を透過可能である、 (2)該酵素は該基質と該マイクロカプセル内において反応して、該マイクロカプセル内において環境変化としてのpH変化を惹起するものである、 (3)該固体材料を形成する成分は該環境変化により溶解性が向上するものであり、該溶解性の向上により該マイクロカプセル内において溶解している該固体材料を形成する成分の濃度は少なくとも一時的に上昇する、 (4)該膜は、該固体材料を形成する成分の濃度の上昇により該膜において生じた浸透圧に応答して該水溶液中の水を該マイクロカプセル内に向けて透過させ、その結果として膨張することが可能である、および (5)該固体材料を形成する成分は、該膜の膨張に応答して、該膜を透過して該マイクロカプセル外に放出される速度が上昇するものである となるように構成されており、 以上の構成によって、該マイクロカプセルは、該水溶液中に分散されたときに自律振動するものであることを特徴とする、マイクロカプセル。
IPC (3):
A61K 47/42 ( 201 7.01) ,  A61K 47/36 ( 200 6.01) ,  A61K 9/50 ( 200 6.01)
FI (3):
A61K 47/42 ,  A61K 47/36 ,  A61K 9/50
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

Return to Previous Page