Pat
J-GLOBAL ID:201703005798547011

質量分析を用いた多成分一斉分析方法及び多成分一斉分析用プログラム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人京都国際特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2016081561
Publication number (International publication number):2017191056
Application date: Apr. 14, 2016
Publication date: Oct. 19, 2017
Summary:
【課題】リン脂質の脂肪酸組成を含めた一斉分析の作業の効率化を図るとともに正確性を向上させる。【解決手段】試料に含まれるリン脂質のリン脂質クラスを決定する1回目のLC/MS/MS分析を行ったあと(S2-S3)、検出されたリン脂質に絞って脂肪酸組成を決定する2回目のLC/MS/MS分析を行う(S4-S8)。リン脂質クラス決定用のMRMトランジションがリン脂質クラスの化合物毎に記載されたメソッドリストと、脂肪酸組成決定用のMRMトランジションがリン脂質化合物毎に記載されたメソッドリストを関連付けることで、検出されたリン脂質クラスの化合物に対応する脂肪酸組成決定用MRMトランジションを迅速に抽出することができ、2回目の分析のための分析メソッドを簡便に作成することができる。【選択図】図2
Claim (excerpt):
MRM測定が可能である質量分析装置を用い、グループを決定付ける第1の部分構造と鎖構造である第2の部分構造とが直接に又は中心骨格を介して結合されてなる化学構造を有する、一つの化合物群に含まれる複数種類の化合物を一斉に分析する多成分一斉分析方法であって、 a)少なくとも第1の部分構造を識別するMRMトランジションを測定条件とした測定シーケンスに従って目的試料に対する1回目の測定を実施する第1の測定実行ステップと、 b)前記第1の測定実行ステップにより得られた結果に基づいて前記目的試料に含まれる前記一つの化合物群に含まれる化合物の一又は複数のグループを特定するグループ特定ステップと、 c)前記グループ特定ステップにおいて特定された一又は複数のグループにそれぞれ対応する第2の部分構造を識別するMRMトランジションを予め用意された情報から抽出し、少なくともその第2の部分構造を識別するMRMトランジションを測定条件とした測定シーケンスを作成する測定シーケンス作成ステップと、 d)前記測定シーケンス作成ステップにおいて作成された測定シーケンスに従って前記目的試料に対する2回目又はそれ以降の測定を実施する第2の測定実行ステップと、 e)前記第1の測定実行ステップにより得られた結果及び前記第2の測定実行ステップにより得られた結果に基づいて、目的試料に含まれる、前記一つの化合物群に含まれる化合物の化学構造を推定する構造推定ステップと、 を有することを特徴とする質量分析装置を用いた多成分一斉分析方法。
IPC (1):
G01N 27/62
FI (2):
G01N27/62 D ,  G01N27/62 V
F-Term (8):
2G041CA01 ,  2G041EA04 ,  2G041FA10 ,  2G041GA09 ,  2G041HA01 ,  2G041KA01 ,  2G041LA06 ,  2G041MA03

Return to Previous Page