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J-GLOBAL ID：201703014201593980

吸着式冷凍機及びその運転方法

Inventor： 小金井 真 ,  樋山 恭助 ,  弘中 完典 ,  山下 哲生 ,  松繩 堅 ,  杉原 義文 ,  湯澤 秀樹 ,  近藤 武士
Applicant, Patent owner： 国立大学法人山口大学 ,  株式会社日建設計総合研究所
Agent (3)： 富崎 元成 ,  円城寺 貞夫 ,  町田 光信
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2015124197
Publication number (International publication number)：2017009173
Application date： Jun. 19, 2015
Publication date： Jan. 12, 2017
Summary：

【課題】低い温度の温水を用いて運転可能とし、かつ、運転効率、熱COPの性能を高める吸着式冷凍機を提供する。【解決手段】2つの熱交換器3、4のそれぞれ吸着材3a、4aを備えた配管部分の一方に温水、他方に冷却水を流すように流路切換弁21、22を設定可能であり、それらの熱交換器と凝縮器1、蒸発器2との間はそれぞれ開閉可能なダンパを有する連通口5、6、7、8を介して連通可能であり、吸着器内部は高真空状態に維持され、熱交換器に交互に温水、冷却水を流すように切り換えることで連続運転がなされ、温水、冷水、冷却水の温度、吸着材の特性に応じて脱着速度、吸着速度のいずれが優位かを判別し、それに応じて冷却水の流れの方向を切り換えられるようにする。【選択図】図3

Claim (excerpt)：

それぞれ周囲に吸着材を配設した伝熱管を内蔵する第1及び第2の熱交換器と、該第1及び第2の熱交換器と開閉手段を介して連通可能な蒸発器及び凝縮器とを備え、前記第1及び第2の熱交換器の一方に配管を通じて温水を流して脱着側の熱交換器とし、吸着側の熱交換器とする他方の熱交換器と前記凝縮器とに配管を通じて順次冷却水を流し、前記蒸発器に配管を通じて冷水を流し、前記第1及び第2の熱交換器の吸着及び脱着工程を所定時間経過後に切り換えるようにした吸着式冷凍機であって、冷却水を前記凝縮器に流した後に前記吸着側の熱交換器に流す第1の冷却水流路と、冷却水を前記吸着側の熱交換器に流した後に前記凝縮器に流す第2の冷却水流路とを切り換える流路切換弁と、該流路切換弁の動作を制御する冷却水流路切換制御部とを備え、該冷却水流路切換制御部は、吸着材の吸脱着特性、温水温度、冷水温度の条件に基づき脱着速度と吸着速度のいずれが優位かを判別し、吸着速度が優位であれば前記第1の冷却水流路で冷却水を流し、脱着速度が優位であれば前記第2の冷却水流路で冷却水を流すように前記流路切換弁を制御して吸着速度と脱着速度を一致させるようにするものであることを特徴とする吸着式冷凍機。

IPC (1)：

F25B 17/08

FI (1)：

F25B17/08 A

F-Term (5)：

3L093NN04 ,  3L093PP04 ,  3L093PP07 ,  3L093PP19 ,  3L093QQ05