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J-GLOBAL ID:201703016974608733

2次元フォトニック結晶面発光レーザ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人京都国際特許事務所
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2014054429
Publication number (International publication number):WO2014136607
Application date: Feb. 25, 2014
Publication date: Sep. 12, 2014
Summary:
本発明は、傾斜角を大きくすることができ、光の損失が少ない、傾斜ビームを出射する2次元フォトニック結晶面発光レーザを提供する。板状の母材114に空孔111が2次元的に配置されることで屈折率分布が形成された2次元フォトニック結晶(2DPC)層11と、電流の注入により波長λLの光を生じさせる活性層12とが積層された構成を有し、2DPC層11の法線から傾斜角θの方向にレーザビームを発振するレーザであって、2DPC層11において各空孔111が、2次元定在波を形成することによって波長λLの光の共振状態を形成し且つ該光を外部に出射させないように定められる周期性を持つ基本2次元格子の各格子点において変調して配置されており、該変調の位相Ψが、2DPC層11内における波長λLの光の波数ベクトルk↑=(kx, ky)、2DPC層11の有効屈折率neff、及び基本2次元格子の所定の基準線からの方位角φを用いて表される逆格子ベクトルG'↑=(g'x, g'y)=(kx±|k↑|(sinθcosφ)/neff, ky±|k↑|(sinθsinφ)/neff)と、各格子点の位置ベクトルr↑とを用いて、Ψ=r↑・G'↑で表される。
Claim (excerpt):
電流が注入されることにより波長λLの光を生じさせる活性層と、板状の母材に、該母材とは屈折率が異なる異屈折率領域が2次元的に配置されることにより屈折率分布が形成されて成る2次元フォトニック結晶層とが積層された構成を有し、該2次元フォトニック結晶層の法線から傾斜角θの方向にレーザビームを発振するレーザであって、 該2次元フォトニック結晶層において各異屈折率領域が、2次元定在波を形成することによって前記波長λLの光の共振状態を形成し且つ該波長λLの光を外部に出射させないように定められる周期性を持つ基本2次元格子の各格子点において変調して配置されており、 前記各格子点における変調位相Ψが、前記2次元フォトニック結晶層内における前記波長λLの光の波数ベクトルk↑=(kx, ky)、前記2次元フォトニック結晶層の有効屈折率neff、及び前記基本2次元格子の所定の基準線からの方位角φを用いて表される逆格子ベクトルG'↑=(g'x, g'y)=(kx±|k↑|(sinθcosφ)/neff, ky±|k↑|(sinθsinφ)/neff)と、前記各格子点の位置ベクトルr↑とを用いて、Ψ=r↑・G'↑で表されることを特徴とする2次元フォトニック結晶面発光レーザ。
IPC (3):
H01S 5/18 ,  H01S 5/343 ,  H01S 5/062
FI (3):
H01S5/18 ,  H01S5/343 ,  H01S5/062
F-Term (5):
5F173AB90 ,  5F173AG20 ,  5F173AH03 ,  5F173AR42 ,  5F173AR59

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