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J-GLOBAL ID:201803000554059576
脳波から一過性の脳内情報を評価・読み出す方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
特許業務法人三枝国際特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2016129523
Publication number (International publication number):2018000396
Application date: Jun. 30, 2016
Publication date: Jan. 11, 2018
Summary:
【課題】リアルタイムでの脳波機能評価・解析する技術を確立する【解決手段】一過性の周波数成分を含む脳波から平均加算処理を加えずに、脳内表現情報をリアルタイムで評価・読み出す方法であって、評価対象脳波と同一カテゴリーの典型脳波波形データを事前に記録し、wavelet相関解析してデータベース化するステップと、前記データベース上で評価対象者の未知の新たに測定された脳波波形(以下、「対象脳波波形」)を1つ加えてwavelet相関解析を行い、新たな対象脳波波形と最も高い相関係数を示した典型脳波波形が表す脳内表現情報を、その単発応答としての対象脳波波形の表す脳内表現情報とリアルタイムで判断・評価するステップとを備える方法。【選択図】図1
Claim (excerpt):
一過性の周波数成分を含む脳波から平均加算処理を加えずに、脳内表現情報をリアルタイムで評価・読み出す方法であって、
評価対象脳波と同一カテゴリーの典型的な脳波応答(異なる脳内表現情報ごとに準備する、随意活動の影響が小さく、選定基準に従って選定した脳波波形。以下、「典型応答」または「典型脳波波形」と記す)データを事前に記録し、wavelet相関解析してデータベース化するステップと、
前記データベース上で評価対象者の未知の新たに測定された脳波波形(以下、「対象脳波波形」)を1つ加えてwavelet相関解析を行い、新たな対象脳波波形と最も高い相関係数を示した典型脳波波形が表す脳内表現情報を、その単発応答としての対象脳波波形の表す脳内表現情報とリアルタイムで判断・評価するステップとを備え、
前記脳内表現情報は、評価対象者の脳内の神経細胞群の神経活動によって表現される情報であり、かつ、嗅覚や視覚など異なる感覚ごと、あるいは言語や運動や快・不快やストレスなど異なる機能ごとに、脳の異なる領野で処理され、決まった経路を構成する領野で統合され、必要な情報に変換されるものであり、これらの脳内表現情報のカテゴリーは、感覚や機能ごと、およびそれらの情報統合系ごとに異なるものとして扱われ、評価対象とする脳内表現情報が最も他の脳内表現情報の影響を受けにくいと考えられる領野あるいはそれに準ずる領野の活動を最もよく反映する記録部位で記録した同一カテゴリーの脳波波形間のwavelet相関解析を行うことを特徴とする、評価対象者の脳内表現情報をリアルタイムで評価・読み出す方法。
IPC (2):
FI (2):
A61B5/04 322
, A61B5/04 320M
F-Term (6):
4C127AA03
, 4C127DD00
, 4C127GG01
, 4C127GG10
, 4C127GG11
, 4C127GG13
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