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J-GLOBAL ID:201803004845465615
抗原特異的モノクローナル抗体作製方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
特許業務法人特許事務所サイクス
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2016073664
Publication number (International publication number):WO2017026532
Application date: Aug. 10, 2016
Publication date: Feb. 16, 2017
Summary:
本発明は、抗体産生細胞を含む細胞群を、架橋剤で固定化処理し(架橋剤は、細胞膜透過性を持つ可逆的な架橋剤)、固定化処理された細胞群を、界面活性剤で細胞膜溶解処理し、この細胞群と標識目的抗原とを反応させ、染色した細胞群において、標識目的抗原と反応した少なくとも1個の細胞を分離する、目的抗原特異的モノクローナル抗体の産生能を有する細胞の分離方法に関する。本発明は、この方法で分離した細胞からmRNAを分離し、cDNAを調製し、調製したcDNAから抗原特異的モノクローナル抗体またはその断片を調製する、目的抗原特異的モノクローナル抗体の作製方法にも関する。目的抗原特異的モノクローナル抗体の産生能を有する少なくとも1個の細胞を、高い精度で分離できる方法、及びこの方法で分離された細胞を用いる目的抗原特異的モノクローナル抗体を作製可能な方法が提供される。本発明は、新規なトレオニン18リン酸化p53(pT18-p53)特異的モノクローナル抗体及びトレオニン68リン酸化CHK2(pT68-CHK2)特異的モノクローナル抗体を提供する。
Claim (excerpt):
(1)抗体産生細胞を含む細胞群を、架橋剤で固定化処理する工程(固定化工程)、但し、前記架橋剤は、細胞膜透過性を持つ可逆的な架橋剤である、
(2)固定化処理された細胞群を、界面活性剤で処理する工程(細胞膜溶解工程)、
(3)細胞膜溶解処理された細胞群と標識した目的抗原(以下、標識目的抗原)とを反応させる工程(染色工程)、
(但し、細胞膜溶解工程(2)と染色工程(3)とは、順次実施することも、並行して実施することもできる。)
(4)染色工程を経た細胞群において、標識目的抗原と反応した少なくとも1個の細胞を分離する工程(細胞単離工程)。
を含む、目的抗原特異的モノクローナル抗体の産生能を有する細胞の分離方法。
IPC (3):
C12N 1/02
, C12P 21/08
, C07K 16/00
FI (3):
C12N1/02
, C12P21/08
, C07K16/00
F-Term (24):
4B064AG27
, 4B064CA19
, 4B064CC22
, 4B064CC24
, 4B064CE13
, 4B064DA01
, 4B064DA13
, 4B065AA90X
, 4B065BD50
, 4B065CA44
, 4B065CA46
, 4H045AA11
, 4H045BA10
, 4H045BA12
, 4H045BA15
, 4H045BA16
, 4H045BA18
, 4H045CA40
, 4H045DA76
, 4H045EA20
, 4H045EA22
, 4H045EA50
, 4H045FA72
, 4H045FA74
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