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J-GLOBAL ID:201803014372737197

タール成分の分析方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人山田特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2016185771
Publication number (International publication number):2018048966
Application date: Sep. 23, 2016
Publication date: Mar. 29, 2018
Summary:
【課題】タールに含まれる有機化合物の分子構造を好適に推定し得るタール成分の分析方法を提供する。【解決手段】GC/MS又はGC-FIDによりPAHを検出する第一の分析工程と、FD-MS又はMALDI-MSにより分子量分布を測定する第二の分析工程と、NMRにより芳香族環又は炭素同士の二重結合を検出する第三の分析工程とを含み、第二の分析工程において各ピーク同士の間隔が分子量24又は26となる規則性が見られた場合に、各ピークがそれぞれPAHに対応すると推定し、第二の分析工程で検出されたPAHの一部を、第一の分析工程で検出したPAHと同定し、第二の分析工程において見られた規則性は、PAH間の構造の差を反映したものであるとして、第二の分析工程において検出された各ピークに対応するPAHを推定する。【選択図】図7
Claim (excerpt):
ガスクロマトグラフを用いた方法により、タール中から少なくとも一種類の多環芳香族化合物を検出する第一の分析工程と、 電解脱離質量分析又はマトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析の少なくともいずれか一方を用いた方法により、タールを構成する化合物の分子量分布を測定する第二の分析工程と、 核磁気共鳴法を用いた方法により、タール中の芳香族環又は炭素同士の二重結合の割合を検出する第三の分析工程とを含み、 前記第二の分析工程において、検出された各ピーク同士の間隔が分子量24又は26となる規則性が見られ、且つ前記第三の分析工程において、タールの主成分が芳香族環又は炭素同士の二重結合を骨格とする化合物であると確認された場合に、前記第二の分析工程において見られた各ピークがそれぞれ多環芳香族化合物に対応すると推定し、 該第二の分析工程で検出された多環芳香族化合物のうち少なくとも一種類の構造を、前記第一の分析工程で検出した多環芳香族化合物として同定し、 さらに、前記第二の分析工程において見られた規則性は、多環芳香族化合物間の構造の差を反映したものであるとして、 前記第一の分析工程によって同定した多環芳香族化合物の構造を基に、前記第二の分析工程において検出された各ピークに対応する多環芳香族化合物の構造を推定することを特徴とするタール成分の分析方法。
IPC (7):
G01N 33/22 ,  G01N 27/62 ,  G01N 30/72 ,  G01N 30/88 ,  G01N 24/08 ,  C10J 3/54 ,  G01N 33/00
FI (9):
G01N33/22 Z ,  G01N27/62 V ,  G01N30/72 A ,  G01N30/88 M ,  G01N27/62 C ,  G01N27/62 103A ,  G01N24/08 510P ,  C10J3/54 Z ,  G01N33/00 A
F-Term (9):
2G041CA01 ,  2G041CA04 ,  2G041DA04 ,  2G041DA07 ,  2G041DA17 ,  2G041EA06 ,  2G041FA07 ,  2G041HA01 ,  2G041LA12
Article cited by the Patent:
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