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J-GLOBAL ID:201803018315181013

転写制御因子の強化により取り出しやすい形でセルロースを効率よく産生する植物を生産する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2016065567
Publication number (International publication number):WO2016190386
Application date: May. 26, 2016
Publication date: Dec. 01, 2016
Summary:
本発明の課題は、バイオ燃料、バイオマテリアルの原料となるセルロースを取り出しやすい形で高生産する能力を有する植物を提供することにある。 本発明は、対象とする植物において、シロイヌナズナ由来の「CEF2遺伝子」、「CEF4遺伝子」、「CEF5遺伝子」、「CEF1遺伝子」、「CEF3遺伝子」、又は、「CEF6遺伝子」によりコードされる転写制御因子、又はそのホモログの機能を強化することでセルロースの生産を増加させる方法を提供する。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
対象となる植物の木質繊維細胞内において、下記(ア)〜(オ)のいずれかに示される転写制御因子の機能を強化する工程を含む、増加したセルロースを含有する植物の生産方法; (ア)配列番号1、3、33、35、37、又は、39に示されるアミノ酸配列からなる転写制御因子、 (イ)配列番号1、3、33、35、37、又は、39に示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加しており、かつ、セルロースの合成を制御する活性を有する転写制御因子、 (ウ)配列番号1、3、33、35、37、又は、39に示されるアミノ酸配列と少なくとも60%の同一性を有するアミノ酸配列からなる転写制御因子であって、かつ、セルロースの合成を制御する活性を有する転写制御因子、 (エ)配列番号2、4、34、36、38、又は、40に示される塩基配列によりコードされる転写制御因子、 (オ)配列番号2、4、34、36、38、又は、40に示される塩基配列の相補配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする塩基配列によりコードされる転写制御因子であり、かつ、セルロースの合成量を制御する活性を有する転写制御因子。
IPC (3):
C12N 15/09 ,  C12P 19/02 ,  A01H 1/00
FI (3):
C12N15/00 A ,  C12P19/02 ,  A01H1/00 A
F-Term (8):
2B030AA03 ,  2B030AB04 ,  2B030AD08 ,  2B030CA17 ,  2B030CB02 ,  4B064AF02 ,  4B064CA21 ,  4B064DA16

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