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J-GLOBAL ID:201803019033038117
テルペン合成酵素遺伝子、アセト酢酸エステル加水分解酵素遺伝子、及びテルペンの製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (3):
庄司 隆
, 資延 由利子
, 大杉 卓也
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2018146024
Publication number (International publication number):2018164464
Application date: Aug. 02, 2018
Publication date: Oct. 25, 2018
Summary:
【課題】FPP又はGPPからセスキテルペン又はモノテルペンの合成に必要な新規酵素遺伝子を取得すること、取得した新規合成酵素遺伝子を利用して、テルペンを製造する方法を提供すること。テルペンを産生する組換え大腸菌において、テルペンを効率的に製造する方法を提供すること。アセト酢酸エステルを利用するため、アセト酢酸エステル加水分解酵素遺伝子を新たに見出し、及び該遺伝子を利用して、テルペンを効率的に製造する方法を提供すること。【解決手段】新たに取得したバレリアノール/ヘディカルオール合成酵素遺伝子、α-セリネン合成酵素遺伝子、α-コパエン合成酵素遺伝子、β-オシメン/α-ファルネセン遺伝子、及びリナロール合成酵素遺伝子を利用して、ヒトに有用な生理活性のあるセスキテルペンの一種である、バレリアノール、ヘディカルオール、α-セリネン、α-コパエン、β-オシメン及びα-ファルネセン、及びヒトに有用な生理活性のあるモノテルペンの一種であるリナロールを製造できること、炭素数8〜10のn-アルカンを培地に重層して培養することで、テルペンを効率的に回収・精製できること、培地に糖を添加して培養することでカロテノイド産生大腸菌のカロテノイド産生量を増強できること、並びにアセト酢酸メチルエステル及びアセト酢酸エチルエステルを加水分解できる酵素活性を有する酵素タンパク質及びその遺伝子を利用して、テルペンを効率的に製造する方法を見出し、本発明を完成した。【選択図】なし
Claim (excerpt):
以下の(1)〜(7)のいずれか1つに示す遺伝子:
(1)配列番号21〜37のいずれか1つに記載のアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードする遺伝子、
(2)配列番号21〜37のいずれか1つに記載のアミノ酸配列において、1〜20個のアミノ酸が置換、欠損、挿入及び/又は付加しており、かつ配列番号21〜37のいずれか1つに記載のアミノ酸配列と実質的同質のファルネシル二リン酸をバレリアノール及び/又はヘディカリオールに変換する活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子、
(3)配列番号21〜37のいずれか1つに記載のアミノ酸配列と90%以上の相同性を有し、かつ配列番号21〜37のいずれか1つに記載のアミノ酸配列と実質的同質のファルネシル二リン酸をバレリアノール及び/又はヘディカリオールに変換する活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子、
(4)配列番号4〜20のいずれか1つに記載の塩基配列からなるDNAからなる遺伝子、
(5)配列番号4〜20のいずれか1つに記載の塩基配列からなるDNAにおいて、1〜50個の塩基配列が置換、欠損、挿入及び/又は付加しているDNAからなる遺伝子であり、かつファルネシル二リン酸をバレリアノール及び/又はヘディカリオールに変換する活性を有するポリペプチドをコードするDNAからなる遺伝子、
(6)配列番号4〜20のいずれか1つに記載の塩基配列からなるDNAと85%以上の相同性を有するDNAからなる遺伝子であり、かつファルネシル二リン酸をバレリアノール及び/又はヘディカリオールに変換する活性を有するポリペプチドをコードするDNAからなる遺伝子、
(7)配列番号4〜20のいずれか1つに記載の塩基配列からなるDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつファルネシル二リン酸をバレリアノール及び/又はヘディカリオールに変換する活性を有するポリペプチドをコードするDNAからなる遺伝子。
IPC (5):
C12N 15/52
, C12P 7/02
, C12N 1/21
, C12N 9/00
, C12N 15/55
FI (5):
C12N15/52 Z
, C12P7/02
, C12N1/21
, C12N9/00
, C12N15/55
F-Term (18):
4B050CC03
, 4B050CC07
, 4B050DD13
, 4B050LL05
, 4B064AC12
, 4B064CA19
, 4B064CA21
, 4B064DA01
, 4B064DA10
, 4B064DA11
, 4B065AA26X
, 4B065AA88Y
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065CA05
, 4B065CA41
, 4B065CA44
, 4B065CA47
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
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新規エレモール合成酵素遺伝子及びその利用
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2014-091937
Applicant:神戸天然物化学株式会社
Article cited by the Patent:
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