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J-GLOBAL ID:201803019528047082
熱物性測定方法及び熱物性測定装置
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (3):
西澤 和純
, 大槻 真紀子
, 大浪 一徳
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2017007792
Publication number (International publication number):WO2017169462
Application date: Feb. 28, 2017
Publication date: Oct. 05, 2017
Summary:
本発明は、簡便に精度の高い絶対熱電能や熱伝導率を得ることのできる熱物性測定方法及び熱物性測定装置を提供することを目的とする。 本目的を実現するため、本発明は、温度勾配を与えた金属の両端に直流電圧または直流電流を印加して、上記金属の中央部における第一の温度を測定する第一のステップと、上記金属の両端に極性の異なる直流電圧または直流電流を印加して、上記金属の中央部における第二の温度を測定する第二のステップと、第一及び第二のステップで測定された第一及び第二の温度を用いて上記金属のトムソン係数を算出する第三のステップと、第三のステップにおいて算出されたトムソン係数を用いて上記金属の絶対熱電能または熱伝導率の少なくとも一方を算出する第四のステップとを有し、第三のステップは、第一の温度と第二の温度の差の平均値を算出するステップと、第一の温度と第二の温度の和の平均値を算出するステップと、上記金属を流れる電流の大きさ、上記金属の電気抵抗、及び上記差の平均値との積を、第一の温度と第二の温度の差、及び上記和の平均値で除するステップとを含む熱物性測定方法を提供する。
Claim (excerpt):
温度勾配を与えた金属の両端に直流電圧または直流電流を印加して、前記金属の中央部における第一の温度を測定する第一のステップと、
前記金属の両端に極性の異なる直流電圧または直流電流を印加して、前記金属の中央部における第二の温度を測定する第二のステップと、
前記第一及び第二のステップで測定された前記第一及び第二の温度を用いて前記金属のトムソン係数を算出する第三のステップと、
前記第三のステップにおいて算出された前記トムソン係数を用いて前記金属の絶対熱電能または熱伝導率の少なくとも一方を算出する第四のステップとを有し、
前記第三のステップは、
前記第一の温度と前記第二の温度の差の平均値を算出するステップと、
前記第一の温度と前記第二の温度の和の平均値を算出するステップと、
前記金属を流れる電流の大きさ、前記金属の電気抵抗、及び前記差の平均値との積を、前記第一の温度と前記第二の温度の差、及び前記和の平均値で除するステップとを含む熱物性測定方法。
IPC (1):
FI (1):
F-Term (9):
2G040AB09
, 2G040AB20
, 2G040BA27
, 2G040CA13
, 2G040CA22
, 2G040DA03
, 2G040EA07
, 2G040EA11
, 2G040HA16
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