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J-GLOBAL ID:201803019821260335
曲げ加工性に優れた自動車部品用黒色表面被覆高強度溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板及びそれを用いた自動車部品
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2017044007
Publication number (International publication number):2018145506
Application date: Mar. 08, 2017
Publication date: Sep. 20, 2018
Summary:
【課題】780MPa以上の引張強度を有し、製造コストを抑制し、強度と曲げ加工性を向上しつつ、耐食性に富む、自動車部品用黒色表面被覆高強度溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板及びそれを用いた自動車部品の提供。【解決手段】所定の化学組成を有する素材鋼板の表面に溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板で、転位密度が1.8〜5.7×1014/m2のベイニティックフェライト相或いはフェライト相の単相又は前記両相を含む相を主相とし、硬質第2相及びセメンタイトの面積率が3%以下、平均粒子径20nm以下のTiを含む炭化物が分散析出し、拡散性水素濃度が0.30ppm以下で、特定の組成を有する溶融Zn-Al-Mg系被覆層中にZnの黒色酸化物が分布し、その表面の明度L*が60以下で、引張強度が780〜1100MPaの曲げ加工性に優れた自動車部品用黒色表面被覆高強度溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板及びそれを用いた自動車部品。【選択図】図1
Claim (excerpt):
素材鋼板の表面にZn-Al-Mg系被覆層を有するめっき鋼板であって、
素材鋼板が、質量%で、C:0.01〜0.08%、Si:0.8%以下、Mn:0.5〜1.8%、P:0.05%以下、S:0.005%以下、N:0.001〜0.005%、Ti:0.02〜0.2%、B:0.0005〜0.010%、Al:0.005〜0.1%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、下記(1)式で表されるTi/C当量比が0.4〜1.5であり、転位密度が1.8×1014/m2〜5.7×1014/m2である、ベイニティックフェライト相もしくはフェライト相のいずれかの単相またはベイニティックフェライト相とフェライト相を含む相を主相とし、硬質第2相およびセメンタイトの面積率が3%以下であり、平均粒子径20nm以下のTiを含む炭化物が分散析出しており、かつ拡散性水素濃度が0.30ppm以下であり、
該Zn-Al-Mg系被覆層が、質量%で、Al:1.0〜22.0%、Mg:1.3〜10.0%、Si:0〜2.0%、Ti:0〜0.10%、B:0〜0.05%、Fe:2.0%以下、残部Znおよび不可避的不純物からなり、該Zn-Al-Mg系被覆層中にZnの黒色酸化物が分布し、かつ、その表面の明度L*が60以下である、
引張強度が780〜1100MPaで、曲げ加工性に優れた自動車部品用黒色表面被覆高強度溶融Zn-Al-Mg系めっき鋼板。
Ti/C当量比=(Ti/48)/(C/12)・・・(1)
ただし、(1)式の元素記号の箇所には素材鋼板中における当該元素の含有量(質量%)が代入される。
IPC (6):
C22C 38/00
, C22C 38/14
, C22C 18/04
, C22C 18/00
, C23C 2/06
, C23C 2/26
FI (6):
C22C38/00 301T
, C22C38/14
, C22C18/04
, C22C18/00
, C23C2/06
, C23C2/26
F-Term (32):
4K027AA02
, 4K027AA05
, 4K027AA23
, 4K027AB05
, 4K027AB15
, 4K027AB44
, 4K027AC72
, 4K027AC86
, 4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA15
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037FA02
, 4K037FA03
, 4K037FC04
, 4K037FE01
, 4K037FE02
, 4K037FG01
, 4K037FH01
, 4K037FJ04
, 4K037FJ05
, 4K037FK02
, 4K037GA05
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