Pat
J-GLOBAL ID:201903010515072460
低温における酵素活性を向上させた好熱菌由来酵素の改変体の取得方法、及び低温における酵素活性が向上しているサーマス・サーモフィラス由来3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素の改変体
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (2):
西木 信夫
, 松田 朋浩
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2014040270
Publication number (International publication number):2015164409
Patent number:6514849
Application date: Mar. 03, 2014
Publication date: Sep. 17, 2015
Claim (excerpt):
【請求項1】 下記(A)〜(O)のいずれかに示すポリペプチド:
(A)配列番号1に示すアミノ酸配列における78番目がグルタミン酸に置換されたアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(B)配列番号1に示すアミノ酸配列における214番目がメチオニン、グリシン又はアラニンに置換、216番目がイソロイシン、ロイシン又はバリンに置換、218番目がアスパラギン、セリン又はグルタミンに置換、219番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、222番目がグルタミン、アスパラギン又はセリンに置換、225番目がリジン又はヒスチジンに置換、且つ229番目がグルタミン、アスパラギン又はセリンに置換されたアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(C)配列番号1に示すアミノ酸配列における272番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、且つ273番目がグリシン、アラニン又はメチオニンに置換されたアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(D)配列番号1に示すアミノ酸配列における324番目がアルギニン、リジン又はヒスチジンに置換、325番目がスレオニン、グルタミン又はアスパラギンに置換、且つ325番目と326番目の間にグリシン、アラニン又はメチオニンが挿入されてなるアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(E)配列番号1に示すアミノ酸配列における272番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、273番目がグリシン、アラニン又はメチオニンに置換、324番目がアルギニン、リジン又はヒスチジンに置換、325番目がスレオニン、グルタミン又はアスパラギンに置換、且つ325番目と326番目の間にグリシン、アラニン又はメチオニンが挿入されてなるアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(F)配列番号1に示すアミノ酸配列における78番目がグルタミン酸に置換されたアミノ酸配列において、78番目以外のアミノ酸の1個又は数個が置換、付加、挿入又は欠失されてなり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(G)配列番号1に示すアミノ酸配列における214番目がメチオニン、グリシン又はアラニンに置換、216番目がイソロイシン、ロイシン又はバリンに置換、218番目がアスパラギン、セリン又はグルタミンに置換、219番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、222番目がグルタミン、アスパラギン又はセリンに置換、225番目がリジン又はヒスチジンに置換、且つ229番目がグルタミン、アスパラギン又はセリンに置換されたアミノ酸配列において、214番目、216番目、218番目、219番目、222番目、225番目、及び229番目以外のアミノ酸の1個又は数個が置換、付加、挿入又は欠失されてなり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(H)配列番号1に示すアミノ酸配列における272番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、且つ273番目がグリシン、アラニン又はメチオニンに置換されたアミノ酸配列において、272番目及び273番目以外のアミノ酸の1個又は数個が置換、付加、挿入又は欠失されてなり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(I)配列番号1に示すアミノ酸配列における324番目がアルギニン、リジン又はヒスチジンに置換、325番目がスレオニン、グルタミン又はアスパラギンに置換、且つ325番目と326番目の間にグリシン、アラニン又はメチオニンが挿入されてなるアミノ酸配列において、324番目及び325番目のアミノ酸並びに325番目と326番目の間に挿入されるアミノ酸以外のアミノ酸の1個又は数個が置換、付加、挿入又は欠失されてなり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(J)配列番号1に示すアミノ酸配列における272番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、273番目がグリシン、アラニン又はメチオニンに置換、324番目がアルギニン、リジン又はヒスチジンに置換、325番目がスレオニン、グルタミン又はアスパラギンに置換、且つ325番目と326番目の間にグリシン、アラニン又はメチオニンが挿入されてなるアミノ酸配列において、272番目、273番目、324番目及び325番目のアミノ酸並びに325番目と326番目の間に挿入されるアミノ酸以外のアミノ酸の1個又は数個が置換、付加、挿入又は欠失されてなり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(K)配列番号1に示すアミノ酸配列における78番目がグルタミン酸に置換されたアミノ酸配列において、78番目のアミノ酸を除いた配列同一性が90%以上であり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(L)配列番号1に示すアミノ酸配列における214番目がメチオニン、グリシン又はアラニンに置換、216番目がイソロイシン、ロイシン又はバリンに置換、218番目がアスパラギン、セリン又はグルタミンに置換、219番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、222番目がグルタミン、アスパラギン又はセリンに置換、225番目がリジン又はヒスチジンに置換、且つ229番目がグルタミン、アスパラギン又はセリンに置換されたアミノ酸配列において、214番目、216番目、218番目、219番目、222番目、225番目、及び229番目のアミノ酸を除いた配列同一性が90%以上であり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(M)配列番号1に示すアミノ酸配列における272番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、且つ273番目がグリシン、アラニン又はメチオニンに置換されたアミノ酸配列において、272番目及び273番目のアミノ酸を除いた配列同一性が90%以上であり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(N)配列番号1に示すアミノ酸配列における324番目がアルギニン、リジン又はヒスチジンに置換、325番目がスレオニン、グルタミン又はアスパラギンに置換、且つ325番目と326番目の間にグリシン、アラニン又はメチオニンが挿入されてなるアミノ酸配列において、324番目及び325番目のアミノ酸並びに325番目と326番目の間に挿入されるアミノ酸を除いた配列同一性が90%以上であり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド、
(O)配列番号1に示すアミノ酸配列における272番目がアラニン、メチオニン又はグリシンに置換、273番目がグリシン、アラニン又はメチオニンに置換、324番目がアルギニン、リジン又はヒスチジンに置換、325番目がスレオニン、グルタミン又はアスパラギンに置換、且つ325番目と326番目の間にグリシン、アラニン又はメチオニンが挿入されてなるアミノ酸配列において、272番目、273番目、324番目及び325番目のアミノ酸並びに325番目と326番目の間に挿入されるアミノ酸を除いた配列同一性が90%以上であり、且つ、3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性を有し、配列番号1に示すアミノ酸配列からなる3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素と比較して25°Cでの3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素活性が向上しているポリペプチド。
IPC (6):
C12N 15/53 ( 200 6.01)
, C12N 9/04 ( 200 6.01)
, C12N 1/15 ( 200 6.01)
, C12N 1/19 ( 200 6.01)
, C12N 1/21 ( 200 6.01)
, C12N 5/10 ( 200 6.01)
FI (6):
C12N 15/53 ZNA
, C12N 9/04 G
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
Patent cited by the Patent:
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
-
好熱性古細菌由来酵素の低温領域における活性上昇
-
J. Biochem., 2001, 129, p.477-484
-
Protein Engineering, 2001, 14 (2), p.85-91
-
Netsu Sokutei, 2006, 33 (1), p.2-9
-
FEBS Lett., 2006, 580, p.3867-3871
Show all
Return to Previous Page