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J-GLOBAL ID:201903013058416840
質量分析装置及び該装置を用いた生体試料の分析方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
特許業務法人京都国際特許事務所
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2016075064
Publication number (International publication number):WO2017154240
Application date: Aug. 26, 2016
Publication date: Sep. 14, 2017
Summary:
PESIイオン源において、測定対象である肝臓(101)の上に溶媒供給部(8)を載置し、探針(6)の先端が該溶媒供給部(8)を通過し肝臓(101)に刺入されるように該探針(6)を上下させることで、その先端に試料を採取する。溶媒供給部(8)は、円筒形状体(80)の底面開口に遮液性の上部膜体(81)が張設された容器部と、スペーサを介して上部膜体(81)と略平行に張設された遮液性の下部膜体(82)とを含み、容器部には溶媒(84)が収容される。探針(6)が上下動する際にその先端は溶媒(84)を通過するため、試料に十分に溶媒が付着し探針(6)に高電圧が印加されると試料中の成分は良好にイオン化される。探針(6)が挿通された孔を通して肝臓(101)から上部に染み出た血液は下部膜体(82)の周囲に広がり、容器部中の溶媒(84)には混入しない。これにより、血液が測定の際の夾雑物となることを避けることができる。
Claim (excerpt):
導電性の探針と、前記探針に高電圧を印加する高電圧発生部と、前記探針の先端に試料を付着させるべく上下方向に延伸するように配置された前記探針又は該探針の下方に配置された試料の少なくとも一方を上下方向に移動させる変位部と、をイオン源として具備し、前記変位部により前記探針の先端に試料の一部を付着させたあと前記高電圧発生部により該探針に高電圧を印加することによって、エレクトロスプレー現象を利用して試料中の成分を大気圧下でイオン化する質量分析装置において、
試料上であって前記変位部により前記探針又は該試料の少なくとも一方が移動される際に該探針の先端が通過する位置に配置される溶媒供給部を備え、該溶媒供給部は、
a)上面及び底面に前記探針がその延伸方向に挿通可能である開口を有するとともに該底面の開口を閉塞するように遮液性の第1の膜体が設けられた、内部に溶媒が収容される容器部と、
b)前記第1の膜体と所定間隔を有して前記容器部の外側に設けられた遮液性の膜体であり、且つ当該溶媒供給部が試料上に配置されるときに下面が該試料の上面に接触する第2の膜体と、
を有することを特徴とする質量分析装置。
IPC (4):
G01N 27/62
, H01J 49/26
, H01J 49/10
, H01J 49/04
FI (4):
G01N27/62 F
, H01J49/26
, H01J49/10
, H01J49/04
F-Term (17):
2G041CA01
, 2G041DA05
, 2G041DA18
, 2G041EA01
, 2G041FA10
, 2G041GA15
, 2G041GA16
, 2G041GA19
, 2G041GA26
, 2G041JA10
, 5C038EE02
, 5C038EF09
, 5C038EF15
, 5C038EF21
, 5C038GG08
, 5C038GH05
, 5C038HH03
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