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J-GLOBAL ID:201903016900543626

イチゴの病原ウイルス由来の核酸を特異的に増幅するためのプライマーセットおよびイチゴの病原ウイルスの検出方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人特許事務所サイクス
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2017246577
Publication number (International publication number):2019110810
Application date: Dec. 22, 2017
Publication date: Jul. 11, 2019
Summary:
【課題】イチゴの病原ウイルスの検定方法としてより感度の高い方法の提供を可能とする、イチゴの病原ウイルス由来の核酸をLAMP法により特異的に増幅するためのプライマーセットを提供する。【解決手段】LAMP法により、SMYEV、SMoV及びSVBVから選択される1つ以上のイチゴの病原ウイルス由来の核酸を特異的に増幅するためのプライマーセットであって、FIPプライマー、BIPプライマー、F3プライマー、B3プライマーが夫々特定の配列により示されるポリヌクレオチド等であるセットのいずれか1つ以上を含むプライマーセット、並びに上記プライマーセットを用いて、検体から抽出された核酸を鋳型にLAMP法によってDNAの増幅反応を行うことを含むイチゴの病原ウイルスの検出方法。【選択図】なし
Claim (excerpt):
LAMP法により、イチゴマイルドイエローエッジウイルス(SMYEV)、イチゴモットルウイルス(SMoV)およびイチゴベインバンディングウイルス(SVBV)からなる群より選択される1つ以上のイチゴの病原ウイルス由来の核酸を特異的に増幅するためのプライマーセットであって、以下の(1)〜(3)からなる群より選択される1つ以上を含むプライマーセット: (1)配列番号1の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは配列番号1の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SMYEV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるFIPプライマー、 配列番号2の配列により示されるポリヌクレオチド、もしくは配列番号2の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SMYEV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるBIPプライマー、 配列番号3の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは配列番号3の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SMYEV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるF3プライマー、および 配列番号4の配列により示されるポリヌクレオチド、もしくは配列番号4の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SMYEV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるB3プライマー、または、 前記のFIPプライマー、BIPプライマー、F3プライマー、およびB3プライマーをそれぞれ構成するポリヌクレオチドの配列の相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるFIPプライマー、BIPプライマー、F3プライマー、およびB3プライマー; (2)配列番号7の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは配列番号7の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SMoV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるFIPプライマー、 配列番号8の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは、配列番号8の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SMoV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるBIPプライマー、 配列番号9の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは配列番号9の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SMoV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるF3プライマー、および 配列番号10の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは、配列番号10の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SMoV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるB3プライマー、または、 前記のFIPプライマー、BIPプライマー、F3プライマー、およびB3プライマーをそれぞれ構成するポリヌクレオチドの配列の相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるFIPプライマー、BIPプライマー、F3プライマー、およびB3プライマー; (3)配列番号13の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは配列番号13の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SVBV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるFIPプライマー、 配列番号14の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは配列番号14の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SVBV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるBIPプライマー、 配列番号15の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは、配列番号15の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SVBV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるF3プライマー、および 配列番号16の配列により示されるポリヌクレオチドもしくは配列番号16の配列により示されるポリヌクレオチドにおいて、SVBV由来の核酸を特異的に増幅可能な範囲で変異を含むポリヌクレオチドからなるB3プライマー、または、 前記のFIPプライマー、BIPプライマー、F3プライマー、およびB3プライマーをそれぞれ構成するポリヌクレオチドの配列の相補配列によりそれぞれ示されるポリヌクレオチドからなるFIPプライマー、BIPプライマー、F3プライマー、およびB3プライマー。
IPC (2):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68
FI (2):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 A
F-Term (11):
4B063QA01 ,  4B063QQ09 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • Scientia Agricultura Sinica, 2015, 48(3), pp.613-620
  • 平成29年度日本植物病理学会大会 プログラム・講演要旨予稿集、2017年4月、117頁、423
  • J. Virol. Methods, 2013, 193(1), pp.232-237
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