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J-GLOBAL ID:201903018889632258
脂質二重膜の形成方法及びそのための器具
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
特許業務法人谷川国際特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2017142685
Publication number (International publication number):2019022872
Application date: Jul. 24, 2017
Publication date: Feb. 14, 2019
Summary:
【課題】脂質二重膜を形成した状態で、水系媒体に雰囲気中のガス成分を直接接触させることができ、かつ、この状態で、脂質二重膜で隔てられた両区画の電気的絶縁が達成されている、脂質二重膜の形成方法及びそのための器具を提供すること。【解決手段】脂質二重膜の形成方法は、貫通孔を有する隔壁の貫通孔に、脂質膜形成性脂質が有機溶媒中に溶解した脂質溶液を加えて貫通孔を覆う脂質溶液の膜を形成する工程と、得られた隔壁を、水系媒体中に浸漬して、貫通孔を覆う脂質溶液中に脂質二重膜を形成する工程とを含む。水系媒体は、チャンバー内に収容されており、隔壁を水系媒体中に浸漬することによりチャンバーが第1の区画と第2の区画に絶縁的に分離され、かつ、第1の区画及び第2の区画の少なくともいずれか一方に収容された水系媒体が、直接外気と接触する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
貫通孔を有する隔壁の前記貫通孔に、脂質膜形成性脂質が有機溶媒中に溶解した脂質溶液を加えて前記貫通孔を覆う前記脂質溶液の膜を形成する工程と、
得られた隔壁を、水系媒体中に浸漬して、前記貫通孔を覆う前記脂質溶液中に脂質二重膜を形成する工程とを含み、
前記水系媒体は、チャンバー内に収容されており、前記隔壁を水系媒体中に浸漬することにより前記チャンバーが第1の区画と第2の区画に絶縁的に分離され、かつ、前記第1の区画及び前記第2の区画の少なくともいずれか一方に収容された前記水系媒体が、直接外気と接触する、脂質二重膜の形成方法。
IPC (4):
B01J 19/00
, G01N 33/53
, G01N 33/566
, G01N 27/00
FI (4):
B01J19/00 M
, G01N33/53 M
, G01N33/566
, G01N27/00 Z
F-Term (17):
2G060AA17
, 2G060AB26
, 2G060AE19
, 2G060AF20
, 2G060AG11
, 2G060KA01
, 4G075AA25
, 4G075BB10
, 4G075BD15
, 4G075DA02
, 4G075DA13
, 4G075EB01
, 4G075FA01
, 4G075FB12
, 4G075FB13
, 4G075FC15
, 4G075FC20
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