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J-GLOBAL ID:202003003318504515

熱交換器

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 平井 安雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2018161844
Publication number (International publication number):2020034234
Application date: Aug. 30, 2018
Publication date: Mar. 05, 2020
Summary:
【課題】 プレートを組み合わせた熱交換部をシェル内に適切な向きで配設し、気相高温流体と液相低温流体との熱交換を確実に行わせて、低温流体の蒸発と高温流体の凝縮を並行して効率よく進行させられる熱交換器を提供する。【解決手段】 水蒸気と蒸気動力サイクルの作動流体とを熱交換させ、水蒸気を凝縮させる凝縮器と、作動流体を蒸発させる蒸発器とを兼ねる熱交換器10として、複数の熱交換用プレートを並列状態で一体化した熱交換部11をシェル12内に配設した構造を採用し、並列する各熱交換用プレート間には水蒸気と作動流体の通る各流路を一つおきに生じさせて、これら各流路に水蒸気と作動流体とを互いに直交流となるように流通させ、作動流体を蒸発、水蒸気を凝縮させることから、熱交換用プレートを介して熱交換を行わせるようにして熱交換部11を小型化でき、熱交換器10が含まれるシステム全体の小型化が図れる。【選択図】 図4
Claim (excerpt):
外部から流入する気相の高温流体と液相の低温流体とを伝熱性材料製の熱交換部を介して熱交換させ、気相の高温流体を凝縮させると共に、液相の低温流体を蒸発させる熱交換器において、 隔壁で外部から隔離された内部空間を有し、当該内部空間に外部から前記気相の高温流体を導入可能且つ内部空間から外部へ凝縮した液相の高温流体を取出し可能とされると共に、隔壁を貫通する前記低温流体の流入出用流路を設けられる中空容器状のシェルを備え、 前記気相の高温流体が、水蒸気であり、 前記液相の低温流体が、蒸気動力サイクルの作動流体で液相のものであり、 前記熱交換部が、複数並列状態とされた略矩形状金属薄板製の各熱交換用プレートを、所定の略平行をなす二端辺部位で隣合う一の熱交換用プレートと水密状態として溶接される一方、隣合う他の熱交換用プレートと前記二端辺と略直交する他の略平行な二端辺部位で水密状態として溶接されて全て一体化され、各熱交換用プレート間に前記水蒸気及び当該水蒸気の凝縮した凝縮水の通る第一流路と作動流体の通る第二流路とをそれぞれ一つおきに生じさせ、且つ水蒸気及び凝縮水が流入出可能な前記第一流路の開口部分と、作動流体が流入出可能な前記第二流路の開口部分とが、直角をなす配置として形成され、 前記熱交換部が、前記シェルの内部空間に、前記第二流路の開口部分以外でシェル隔壁内面との間に所定の隙間を介在させ、且つ第一流路の開口部分を上下に位置させて配設され、前記流入出用流路と前記第二流路の開口部分とを接続されてなり、 前記流入出用流路を通じて流入する液相の作動流体とシェル内部空間から流入する水蒸気とを熱交換させ、当該熱交換で、水蒸気を凝縮させて凝縮水としての真水を得る造水用凝縮器をなすと共に、液相の作動流体を蒸発させて気相の作動流体を得る蒸気動力サイクルの蒸発器をなすものであることを 特徴とする熱交換器。
IPC (4):
F28D 9/00 ,  F28F 3/08 ,  F01K 25/10 ,  F28B 1/02
FI (4):
F28D9/00 ,  F28F3/08 301Z ,  F01K25/10 C ,  F28B1/02
F-Term (8):
3G081BA01 ,  3G081BB07 ,  3G081BC16 ,  3L103AA37 ,  3L103BB05 ,  3L103CC02 ,  3L103CC30 ,  3L103DD56
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
  • 特許第3100371号
  • 特開昭63-267877
  • 特開昭61-161189
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