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J-GLOBAL ID:202003006880115342
ナマコサポニン含有エキス抽出および定量化方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
長友 隆典
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2018030588
Publication number (International publication number):WO2019044552
Application date: Aug. 18, 2018
Publication date: Mar. 07, 2019
Summary:
【課題】ナマコの個体差や産地や採集時期等によりナマコサポニン含有量が大きく異なる場合でも、ナマコサポニンを一定の比率で含む食品や製剤を提供する。【解決手段】酵素やエタノール等を用いた化学的な処理を行わず、所定の熱処理だけでナマコ肉部分と分離してナマコサポニンを含むエキスを抽出する方法であって、ナマコを初期温度から加熱目標温度まで第1の温度勾配で上昇させる温度上昇工程と、目標温度になった後、第1の温度勾配よりも緩やかな第2の温度勾配で下降させる温度下降工程でナマコエキスを抽出する方法により、サポニン含有量の高いナマコから分離抽出したナマコエキスを、濃縮液や乾燥粉末などのナマコエキス素材として保存しておき、サポニン含有量の低いナマコから分離抽出したナマコエキス素材等に適量を添加することで、サポニン含有量を一定に保ったナマコ素材やナマコエキス素材及びこれらの素材を利用した食品等を提供する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
ナマコから熱処理によってナマコサポニンを含むナマコエキスを抽出する方法であって、
ナマコを加熱初期温度まで速やかに上昇させる工程と、
ナマコの温度を、前記加熱初期温度から、少なくとも加熱目標温度以上まで、第1の温度勾配で上昇させる温度上昇工程と、
ナマコの温度が、少なくとも前記加熱目標温度以上まで上昇したかどうかを判定する工程と、
前記目標温度以上になった後、ナマコの温度を、前記第1の温度勾配よりも緩やかな勾配である第2の温度勾配で下降させる温度下降工程と、
ナマコの温度が、少なくとも下降目標温度以下まで下降したかどうかを判定する工程と、
を備えたことにより、酵素やエタノールなどを用いた化学的な処理を行わず、熱処理だけで、ナマコから、ナマコ肉部分と分離して、ナマコサポニンを含有するナマコエキスを抽出することを特徴とするナマコエキス抽出方法。
IPC (3):
A23L 17/00
, A23L 5/00
, A23L 5/30
FI (3):
A23L17/00 H
, A23L5/00 K
, A23L5/30
F-Term (16):
4B035LC06
, 4B035LE01
, 4B035LG42
, 4B035LP05
, 4B035LP22
, 4B035LP23
, 4B035LP24
, 4B042AC04
, 4B042AC10
, 4B042AD39
, 4B042AE01
, 4B042AG55
, 4B042AH01
, 4B042AP02
, 4B042AP17
, 4B042AP30
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