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J-GLOBAL ID:202003009810213559

体外における哺乳動物胚を選別する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (10): 廣田 雅紀 ,  廣田 鉄平 ,  小澤 誠次 ,  東海 裕作 ,  松橋 泰典 ,  堀内 真 ,  山内 正子 ,  園元 修一 ,  山村 昭裕 ,  富田 博行
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2020082968
Publication number (International publication number):2020184994
Application date: May. 11, 2020
Publication date: Nov. 19, 2020
Summary:
【課題】着床能力の高い哺乳動物胚を、比較的簡便に選別する方法を提供すること。【解決手段】一酸化窒素検出用蛍光指示薬、酸素検出用蛍光指示薬、又はミトコンドリア膜電位検出用蛍光指示薬と、取得された哺乳動物胚とをインビトロで接触させ、その後、イメージングサイトメーター等を用いて、哺乳動物胚における、これら蛍光指示薬由来の蛍光量を指標として、哺乳動物胚における一酸化窒素の濃度、酸素消費量、又はミトコンドリア膜電位レベルを測定し、これら値を指標として、着床能力の高い哺乳動物胚を選択することができる。【選択図】なし
Claim (excerpt):
以下の工程(a)〜(c)を含むことを特徴とする着床能力の高い哺乳動物胚を体外において選別する方法。 (a)一酸化窒素検出用蛍光指示薬、酸素検出用蛍光指示薬、及びミトコンドリア膜電位検出用蛍光指示薬から選択される1又は2以上の指示薬と、取得された哺乳動物胚とをインビトロで接触させる工程; (b)哺乳動物胚における、一酸化窒素検出用蛍光指示薬由来の蛍光量、酸素検出用蛍光指示薬由来の蛍光量、及びミトコンドリア膜電位検出用蛍光指示薬由来の蛍光量から選択される1又は2以上の蛍光量を指標として、哺乳動物胚における、一酸化窒素の濃度、酸素消費量、及びミトコンドリア膜電位レベルから選択される1又は2以上の値を測定する工程; (c)工程(b)において測定した値が、アルギニン及びロイシンのいずれも含まない培養液中で体外培養した対照胚;及び/又は、アルギニンを含む培養液中で培養した対照胚;における値よりも低い場合、前記哺乳動物胚を、着床能力の高い哺乳動物胚として選択する工程;
IPC (1):
C12Q 1/04
FI (1):
C12Q1/04
F-Term (11):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ08 ,  4B063QR56 ,  4B063QR58 ,  4B063QS39 ,  4B063QX01 ,  4B063QX02 ,  4B063QX04
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 第109回日本繁殖生物学会大会講演要旨集 セッションID: P-16[オンライン], 2016
  • Analytical Biochemistry, 2000, Vol.287, No.2, p.203-209
  • Biology of Reproduction, 2004, Vol.71, No.2, p.528-533
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