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J-GLOBAL ID:202003013967096464

フコース結合性タンパク質の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2019173252
Publication number (International publication number):2020058343
Application date: Sep. 24, 2019
Publication date: Apr. 16, 2020
Summary:
【課題】フコース結合性タンパク質を発現可能な大腸菌を培養して当該タンパク質を製造する方法において、当該タンパク質の効率的な製造方法の提供。【解決手段】フコース結合性タンパク質をコードするDNAを含む発現ベクターで形質転換して得られた大腸菌を培養する際に大腸菌の増殖状態を適宜計測し、その増殖速度に合わせて炭素源および窒素源を特定の割合で少量ずつ供給することで大腸菌を高密度で培養でき、当該タンパク質を大量に発現させることが可能となる。【選択図】なし
Claim (excerpt):
フコース結合性タンパク質をコードするDNAを含む発現ベクターで形質転換して得られた大腸菌を使用してフコース結合性タンパク質を製造する方法であって、以下の(1)から(5)の工程を含むことを特徴とする、フコース結合性タンパク質の製造方法。 (1)培養槽に炭素源と窒素源を含む培地を添加し、フコース結合性タンパク質をコードするDNAを含む発現ベクターで形質転換して得られた大腸菌を植菌し、培養液中の炭素源濃度が5.0g/L以下になるまで、培養液中の溶存酸素濃度を1.0mg/L以上に維持しながら攪拌培養する工程。 (2)培養液中の炭素源濃度が5.0g/L以下となった任意の時点で、供給する窒素源の重量を、供給する炭素源の重量に対して0.15倍以上2.00倍未満の範囲に維持しながら、培養液への炭素源と窒素源の流加を開始し、培養液中の大腸菌の密度(OD600、600nmにおける培養液の濁度)が60以上となるまで攪拌培養する工程。 (3)工程(2)の培養液中の大腸菌の密度(OD600nm、600nmにおける培養液の濁度)が60以上となった任意の時点で、誘導剤をその添加後の濃度が0.005mM以上5.0mM以下となるように培養液に添加する工程。 (4)工程(3)で誘導剤を培養液に添加したのち、培養液への炭素源と窒素源の供給と撹拌培養を継続し、培養液中の大腸菌の密度が90以上180以下となった任意の時点で培養を停止する工程。 (5)工程(1)から工程(4)までの大腸菌の培養で得られた培養物からフコース結合性タンパク質を回収する工程。
IPC (1):
C12P 21/02
FI (1):
C12P21/02 C
F-Term (18):
4B064AG28 ,  4B064CA19 ,  4B064CE06 ,  4B064CE12 ,  4B064DA13 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045BA41 ,  4H045CA11 ,  4H045DA80 ,  4H045EA50 ,  4H045FA72 ,  4H045FA74 ,  4H045GA10 ,  4H045GA15 ,  4H045GA26
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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