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J-GLOBAL ID:202003016923951757

タンパク質同定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉本 力
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2018000180
Publication number (International publication number):WO2019138441
Application date: Jan. 09, 2018
Publication date: Jul. 18, 2019
Summary:
血液由来の対象試料に含まれるタンパク質の同定数を増やすことができるタンパク質同定方法を提供する。血液由来の対象試料に含まれるタンパク質が断片化されるとともに、対象試料よりもタンパク質の量比の偏りが少ない添加試料に含まれるタンパク質が断片化され、それらが混合される(ステップS101〜S103)。これにより、対象試料よりもタンパク質の量比の偏りが低減された混合試料が生成される。生成された混合試料を用いてMS/MS測定を行うことにより(ステップS107)、対象試料に含まれる少量のタンパク質について、そのタンパク質由来ピークのMS/MSスペクトルを取り逃がしてしまうことを防止できるため、血液由来の対象試料に含まれるタンパク質の同定数を増やすことができる。
Claim (excerpt):
複数種類のタンパク質を含む血液由来の対象試料に対して、タンパク質の断片化及びラベル化を行う第1前処理ステップと、 前記対象試料よりもタンパク質の量比の偏りが少ない複数種類のタンパク質を含む添加試料に対して、タンパク質の断片化及びラベル化を行う第2前処理ステップと、 前記第1前処理ステップが行われた後の対象試料に、前記第2前処理ステップが行われた後の添加試料を混合することにより、混合試料を生成する混合ステップと、 前記混合試料に含まれる成分を液体クロマトグラフにより分離する分離ステップと、 分離された前記混合試料の各成分をイオン化し、そのイオン化された各成分の質量分析を行うことにより、MSスペクトルを測定するMS測定ステップと、 前記MSスペクトルに基づいて選択されるプリカーサイオンを開裂させて質量分析を行うことにより、MS/MSスペクトルを測定するMS/MS測定ステップと、 前記MS/MSスペクトルに基づいて対象試料に含まれるタンパク質を同定する同定ステップとを含むことを特徴とするタンパク質同定方法。
IPC (1):
G01N 27/62
FI (2):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 X
F-Term (11):
2G041CA01 ,  2G041DA05 ,  2G041DA18 ,  2G041EA04 ,  2G041FA12 ,  2G041FA13 ,  2G041GA09 ,  2G041HA01 ,  2G041JA03 ,  2G041JA20 ,  2G041KA01

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