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J-GLOBAL ID:202103002309545579
pH応答性リポソーム
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (5):
野河 信太郎
, 甲斐 伸二
, 金子 裕輔
, 稲本 潔
, 冨田 雅己
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2017136235
Publication number (International publication number):2019019059
Patent number:6901127
Application date: Jul. 12, 2017
Publication date: Feb. 07, 2019
Claim (excerpt):
【請求項1】pH応答性物質をリポソーム膜に保持してなるpH応答性リポソームであって、
前記pH応答性物質が、少なくとも1つのカルボキシル基を有するカルボキシル基含有多糖由来部分と、疎水性部分と、末端マンノース基とを有し、かつ前記末端マンノース基がリンカーを介してカルボキシル基含有多糖由来部分に結合したpH応答性物質を30%以上の混合率(重量基準)で含み、
前記カルボキシル基含有多糖由来部分が、生体由来多糖とジカルボン酸とから得られ、前記ジカルボン酸が一般式:HOOC-R1-COOH(R1は、C1〜C2アルキル基で置換されていてもよい、C2〜C4アルキレン基、シクロへキシレン基又はフェニレン基である)で表されるジカルボン酸からなる群より選択され、前記生体由来多糖が、β-グルカン、デキストラン、ヒアルロン酸及びマンナンからなる群より選択され、
前記リンカーが、一般式:-X-R-Y- (式中、Rは炭素数が1〜10の直鎖又は分岐鎖の二価脂肪族基;炭素数が3〜10の二価脂環式基;又は炭素数が6〜10の二価芳香族基であり、前記二価脂肪族基及び二価脂環式基はヘテロ原子を有してもよく、不飽和結合を含んでいてもよく;X及びYは各々独立して結合手、又は-O-、-NH-若しくは-CO-である)で表される、
pH応答性リポソーム。
IPC (2):
A61K 47/36 ( 200 6.01)
, A61K 9/127 ( 200 6.01)
FI (2):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
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pH応答性リポソーム
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2011-103692
Applicant:公立大学法人大阪府立大学
Article cited by the Patent:
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