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J-GLOBAL ID:202103003713225797

腱・腱鞘の再生・修復材およびその使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人綿貫国際特許・商標事務所
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2019034052
Publication number (International publication number):WO2020045608
Application date: Aug. 30, 2019
Publication date: Mar. 05, 2020
Summary:
腱損傷時の腱・腱鞘再生を促進、腱癒着による手指・足趾の可動機能の損失を軽減する乾燥羊膜を新たな再生材料として提供することを課題とする。 解決手段として、特定の乾燥処理により製造される乾燥羊膜、すなわち処理槽内に載置した生羊膜を処理槽内に設けた赤外線ヒーターによって連続して加温して、処理槽内を減圧状態とする減圧操作と、減圧状態の処理槽内を僅かに大気圧側に上昇させる復圧操作時に、この生羊膜に処理槽内に設けたマイクロ波発生装置からもマイクロ波を照射して羊膜中に存在する水分子にエネルギーを加えつつ乾燥を行う。これを複数回繰り返すことによって細胞・組織構造を保持しつつ乾燥させた羊膜は、腱縫合手術後の手指・足趾の可動機能の再生を促進し、再生材料として有用である。
Claim (excerpt):
腱・腱鞘の再生材料として用いられる、人を含む動物の胎児を包む生羊膜を乾燥処理して得た乾燥羊膜であって、前記乾燥羊膜が無菌状態の乾燥大気中で保存できるように脱水乾燥されており、かつ水又は緩衝液に浸漬して再水和した羊膜には、前記生羊膜を構成する上皮細胞、基底膜、及び結合組織が保持されている乾燥羊膜であることを特徴とする修復材。
IPC (1):
A61L 27/36
FI (2):
A61L27/36 310 ,  A61L27/36 100
F-Term (3):
4C081AB18 ,  4C081BA13 ,  4C081CD34

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