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J-GLOBAL ID：202103004377115062

TDP-43プロテイノパチーの治療薬並びに予防薬

Inventor： 清宮 啓之 ,  若林 孝一 ,  丹治 邦和 ,  森 文秋
Applicant, Patent owner： 公益財団法人がん研究会 ,  国立大学法人弘前大学
Agent (1)： 白形 由美子
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2020008430
Publication number (International publication number)：2021116237
Application date： Jan. 22, 2020
Publication date： Aug. 10, 2021
Summary：

【課題】TDP-43凝集を阻害するという新規の作用機序を有する筋萎縮性側索硬化症、前頭側頭型認知症、TDP-43関連大脳辺縁系認知症、Perry症候群などを始めとするTDP-43プロテイノパチーの治療薬、及び予防薬を提供する。【解決手段】タンキラーゼ阻害活性を有し、かつTDP-43の凝集を阻害するスピロ構造を有する化合物及びその薬理学的に許容される塩に上記疾患の治療薬、あるいは予防薬として有効であることを見出した。具体的なスピロ化合物として、6-(cis-2,6-ジメチルモルホリン-4-イル)-4-フルオロ-1-メチル-1’-(8-メチル-4-オキソ-3,4,5,6,7,8-ヘキサヒドロピリド[2,3-d]ピリミジン-2-イル)スピロ[インドリン-3,4’-ピペリジン]-2(1H)-オンを挙げることができる。【選択図】図4

Claim (excerpt)：

タンキラーゼ阻害活性を有し、かつTDP-43タンパク質の凝集を阻害するスピロ構造を有する化合物及びその薬理学的に許容される塩を有効成分とすることを特徴とする神経変性疾患の治療薬又は予防薬。

IPC (3)：

A61K 31/537 ,  A61P 43/00 ,  A61P 25/28

FI (3)：

A61K31/5377 ,  A61P43/00 111 ,  A61P25/28

F-Term (9)：

4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086CB09 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA02 ,  4C086ZA22 ,  4C086ZC20

Article cited by the Patent：

Cited by examiner (1)

• Molecular Cell, 2018, Vol.71, p.703-717