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J-GLOBAL ID:202103009627897551
環境水試料の前処理方法、環境水試料の前処理剤、並びに、生物相又は生物の量の推定方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (2):
藤田 隆
, 大南 匡史
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2020139423
Patent number:6788250
Application date: Aug. 20, 2020
Summary:
【課題】環境DNA分析に供する環境水試料に含まれる核酸の分解を抑えるための技術を提供する。
【解決手段】所定の環境から採取された環境水試料に含まれる核酸を分析することにより、前記環境水試料の採取場所における生物相又は特定の生物の量を推定するための環境水試料の前処理方法であって、核酸の分析に供する前の前記環境水試料を、4級アンモニウム塩を有効成分とする消毒剤に接触させることを特徴とする環境水試料の前処理方法が提供される。4級アンモニウム塩として塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウムが例示される。
【選択図】図2
Claim (excerpt):
【請求項1】 所定の環境から採取された環境水試料に含まれる核酸を分析することにより、前記環境水試料の採取場所における微生物以外の生物相又は微生物以外の特定の生物の量を推定するための環境水試料の前処理方法であって、
前記環境水試料から核酸を抽出する前に行われるものであり、
核酸の分析に供する前の前記環境水試料に、4級アンモニウム塩を有効成分とする消毒剤を直接適用するものであり、
前記核酸はDNAであり、
前記4級アンモニウム塩は、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、及び塩化ジデシルジメチルアンモニウムからなる群より選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする環境水試料の前処理方法。
IPC (8):
C12Q 1/6806 ( 201 8.01)
, C12Q 1/6851 ( 201 8.01)
, C12Q 1/686 ( 201 8.01)
, A01N 33/12 ( 200 6.01)
, A01N 25/00 ( 200 6.01)
, A01P 1/00 ( 200 6.01)
, C02F 1/50 ( 200 6.01)
, C12Q 1/6888 ( 201 8.01)
FI (9):
C12Q 1/680 Z
, C12Q 1/685 ZNA Z
, C12Q 1/686 Z
, A01N 33/12 101
, A01N 25/00 102
, A01P 1/00
, C02F 1/50 510 Z
, C02F 1/50 532 D
, C12Q 1/688 Z
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