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J-GLOBAL ID:202103013013848101
太陽電池モジュール内の太陽電池セルの動作電圧の推定方法および太陽電池セル動作電圧推定システム
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (4):
棚井 澄雄
, 飯田 雅人
, 田▲崎▼ 聡
, 萩原 綾夏
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2019048430
Publication number (International publication number):WO2020122105
Application date: Dec. 11, 2019
Publication date: Jun. 18, 2020
Summary:
セルの動作電圧の推定方法は1つのセルが遮光された状態にし、その状態のモジュールの出力電流の微小変化を検出し、その状態で他のセルに変調光を照射して出力電流の微小変化を検出し、その状態でモジュールの動作電圧を検出し、電圧と、抵抗の相対比率(r△I)とが設定された座標軸にプロットされた第1点P1)と第2点(P2)とを結ぶことによって第1検量線(L1)を生成し、セルのいずれもが遮光されていない状態で動作電圧の推定対象のセルに変調光を照射すると共に、モジュールの出力電流の微小変化を検出し、その状態でモジュールの動作電圧を検出し、座標軸にプロットされた第3点(P3)と第2点(P2)とを結ぶことによって第2検量線(L2)を生成し、動作電圧の推定対象のセルの抵抗の相対比率の値を算出し、その抵抗の相対比率の値になる第2検量線(L2)上の点である第4点(P4)の電圧の値を推定対象のセルの動作電圧として算出する。
Claim (excerpt):
太陽電池モジュールを構成する直列接続されたm(mは2以上の整数)個の太陽電池セルのそれぞれの動作電圧を推定する方法であって、 前記m個の太陽電池セルのうちの1つの太陽電池セルである第1太陽電池セルが遮光された状態にする第1ステップと、 前記第1太陽電池セルが遮光された状態で、前記第1太陽電池セルに変調光を照射すると共に、前記太陽電池モジュールの出力電流の微小変化を検出する第2ステップと、 前記第1太陽電池セルが遮光された状態で、前記m個の太陽電池セルのうちの前記第1太陽電池セルを除く(m-1)個の太陽電池セルのそれぞれに変調光を照射すると共に、前記太陽電池モジュールの出力電流の微小変化を検出する第3ステップと、 前記第1太陽電池セルが遮光された状態で、前記太陽電池モジュールの動作電圧を検出する第4ステップと、 一方の軸である第1軸が電圧に設定され、他方の軸である第2軸が抵抗の相対比率に設定された座標軸にプロットされた第1点と第2点とを結ぶことによって、第1検量線を生成する第5ステップと、 前記m個の太陽電池セルのいずれもが遮光されていない状態にする第6ステップと、 前記m個の太陽電池セルのいずれもが遮光されていない状態で、前記m個の太陽電池セルのうちの動作電圧の推定対象の太陽電池セルである第2太陽電池セルに変調光を照射すると共に、前記太陽電池モジュールの出力電流の微小変化を検出する第7ステップと、 前記m個の太陽電池セルのいずれもが遮光されていない状態で、前記m個の太陽電池セルのうちの前記第2太陽電池セル以外の太陽電池セルである第3太陽電池セルに変調光を照射すると共に、前記太陽電池モジュールの出力電流の微小変化を検出する第8ステップと、 前記m個の太陽電池セルのいずれもが遮光されていない状態で、前記太陽電池モジュールの動作電圧を検出する第9ステップと、 前記座標軸にプロットされた第3点と前記第2点とを結ぶことによって、第2検量線を生成する第10ステップと、 前記第2太陽電池セルの前記抵抗の相対比率の値を算出する第11ステップと、 前記第2軸の値が、前記第10ステップにおいて算出された前記第2太陽電池セルの前記抵抗の相対比率の値になる前記第2検量線上の点である第4点を算出する第12ステップと、 前記第4点の前記第1軸の値を、前記第2太陽電池セルの動作電圧として算出する第13ステップとを備え、 前記第1点は、前記第1太陽電池セルが遮光された状態における前記第1太陽電池セルの動作電圧の値と前記抵抗の相対比率の値との関係を示しており、 前記第1点の前記第1軸の値は、前記第1太陽電池セルが遮光された状態における前記太陽電池モジュールの動作電圧から、前記(m-1)個の太陽電池セルのそれぞれの開放電圧の合計値を減じたものであり、 前記第1点の前記第2軸の値は、前記抵抗の相対比率の最大値であり、 前記第2点は、前記第1太陽電池セルが遮光された状態における前記(m-1)個の太陽電池セルのいずれかの動作電圧の値と前記抵抗の相対比率の値との関係を示しており、 前記第2点の前記第1軸の値は、前記(m-1)個の太陽電池セルのそれぞれの開放電圧であり、 前記第2点の前記第2軸の値は、前記抵抗の相対比率の最小値であり、 前記第3点の前記第1軸の値は、前記m個の太陽電池セルのいずれもが遮光されていない状態における前記太陽電池モジュールの動作電圧から、前記(m-1)個の太陽電池セルのそれぞれの開放電圧の合計値を減じたものであり、 前記第3点の前記第2軸の値は、前記抵抗の相対比率の最大値である、 太陽電池モジュール内の太陽電池セルの動作電圧の推定方法。
IPC (1):
FI (1):
F-Term (1):
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