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J-GLOBAL ID：202103013257979828

ヘテロ核酸の最適PS修飾パターン

Inventor： 横田 隆徳 ,  原 倫太朗 ,  永田 哲也 ,  木澤 秀樹 ,  高木 鋼
Applicant, Patent owner： 国立大学法人 東京医科歯科大学
Agent (1)： 特許業務法人平木国際特許事務所
Gazette classification：再公表公報
Application number (International application number)：JP2020006660
Publication number (International publication number)：WO2020171149
Application date： Feb. 20, 2020
Publication date： Aug. 27, 2020
Summary：

アンチセンス鎖中のPS修飾の数を減らし、かつ、アンチセンス効果の維持させた二本鎖核酸複合体を提供することを目的とする。 二本鎖核酸複合体の最適PS修飾パターンが開示される。そのような最適PS修飾パターンを有するアンチセンス鎖を含む核酸複合体は、毒性が低く、かつbioavailabilityが高いという特徴がある。本発明の最適PS修飾パターンを有するアンチセンス鎖を含む二本鎖核酸複合体を、特定の遺伝子の発現の阻害(ノックアウト)、特定の遺伝子のコーティングまたは非コーディングRNAの機能を変化させる活性、もしくは特定の遺伝子のプレmRNAのプロセシング中にエクソンスキッピングを誘導することによりRNAの機能を変化させる活性を利用する核酸医薬として用いる際に有用である。

Claim (excerpt)：

7〜30のヌクレオチドからなるアンチセンス鎖を含む第1のオリゴヌクレオチドと、第1のオリゴヌクレオチドと相補的である配列を有し、第1のオリゴヌクレオチドにハイブリダイズした第2のオリゴヌクレオチドを含む核酸複合体であって、第1のオリゴヌクレオチドのヌクレオチド間結合の修飾パターンが、(POPOPS)nにPO、PS、POPO、PSPS、POPSおよびPSPOのいずれかのヌクレオチド間結合を追加したパターン[PSはホスホロチオエート化されているPS修飾ヌクレオチド間結合を示し、POはホスホロチオエート化されていない天然のヌクレオチド間結合を示し、nは自然数を表す]を含むか、または第1のオリゴヌクレオチドの5’端側から3’端に向かって連続するm個のPS修飾ヌクレオチド間結合(m=第1のオリゴヌクレオチドに含まれる核酸数の2/3以下の自然数)を有するパターンを含む、二本鎖核酸複合体。

IPC (7)：

C07H 21/02 ,  A61K 31/711 ,  A61P 43/00 ,  A61K 48/00 ,  A61K 31/710 ,  C07H 21/04 ,  C12N 15/113

FI (7)：

C07H21/02 ,  A61K31/711 ,  A61P43/00 121 ,  A61K48/00 ,  A61K31/7105 ,  C07H21/04 Z ,  C12N15/113 Z

F-Term (26)：

4C057BB02 ,  4C057BB05 ,  4C057DD03 ,  4C057LL10 ,  4C057LL14 ,  4C057LL17 ,  4C057LL29 ,  4C057LL40 ,  4C057MM01 ,  4C057MM02 ,  4C057MM04 ,  4C057MM05 ,  4C057MM07 ,  4C084AA13 ,  4C084AA18 ,  4C084MA02 ,  4C084NA06 ,  4C084ZC80 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086EA17 ,  4C086EA18 ,  4C086MA02 ,  4C086MA04 ,  4C086NA06 ,  4C086ZC80