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J-GLOBAL ID:202104000468841317  Research Project code:11101902

ヒトに不快感を与えることなく利用可能な害虫防除用LED照明技術の開発

ヒトに不快感を与えることなく利用可能な害虫防除用LED照明技術の開発
Study period:2011 - 2011
Organization (1):
Research responsibility: ( , 農業技術センター, 副主任研究員 )
Research overview:
わが国のキク生産では夜蛾類による甚大な被害への対策が急務である。これまでに申請者らは「防蛾効果あり」及び「キクに開花遅延なし」の二つを同時に満たすLEDを用いた照明技術に見通しを得ているが、実用化にはヒトに不快感を与えない改善が必須となる。そこで、「ヒトに不快感なし」の観点から、独自の解析手法により、これら三つを同時に満たす条件を検討した。その結果、ヒトへの刺激が小さく、夜蛾類の飛翔行動抑制にも効果的で、なおかつ、キクに開花遅延させない照明条件が明らかとなった。今後は、開発技術の完成度をさらに高めるとともに、「化学合成農薬のみに頼らない環境配慮型害虫管理技術」としてキク以外の農作物へも適用の拡大を目指す。
Terms in the title (4):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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