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J-GLOBAL ID:202104000703679794  Research Project code:13410370

農産加工廃棄物カボチャ種子油由来の前立腺肥大予防物質の探索と応用

農産加工廃棄物カボチャ種子油由来の前立腺肥大予防物質の探索と応用
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , (連合)農学研究科(研究院), 講師 )
Research overview:
テストステロン5α-還元酵素阻害活性を指標とし、西洋カボチャ(Cucurbita maxima)種子由来の前立腺肥大予防物質の探索を行った。その結果、5α-還元酵素阻害活性化合物として(+)- ピノレシノールが単離された。本化合物のインビトロにおける5α-還元酵素阻害活性は、5.5 mMで40%であった。(+)-ピノレシノールが5α-還元酵素阻害活性を示すことは、本研究において初めて明らかにされた。しかし、他のフラクションにも阻害活性が認められたため、西洋カボチャには複数の阻害活性化合物の存在が推測された。また、5α-還元酵素阻害成分は、エタノールにより効果的に抽出されることが明らかとなった。本結果は、西洋カボチャ種子を健康食品として開発するうえで重要な知見となりうる。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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