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J-GLOBAL ID:202104000728376176
Research Project code:7700007905
室温付近の温度領域で機能する高効率窒素吸着剤の開発とガス吸着能の高機能化
室温付近の温度領域で機能する高効率窒素吸着剤の開発とガス吸着能の高機能化
Study period:2006 - 2006
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 大学院自然科学研究科(理学系), 教授 )
Research overview:
我々は,室温で,銅イオン交換ゼオライト中の銅イオンが窒素分子と強く相互作用する現象を発見した.窒素はかなり不活性なガスに分類でき,我々が知る限り,金属酸化物上で,しかも室温で強い窒素吸着が見いだされた例は無く,我々の研究例が世界ではじめてである.現在,産業的な(特に半導体産業における)必要性から,室温付近での窒素の吸着・分離材の高いニーズがある(資源の有効利用という観点から).それにもかかわらず,これまで,このような画期的な物質の発見に至っていなかった.そういう観点から,我々の見出した物質の性質は特筆すべきものである.加えて,この試料は安全で環境にやさしい試料である.この申請では,室温付近でも機能する高効率な窒素吸着剤を開発するとともに,窒素吸着剤中の銅イオンの状態解析を行い,そのデータを試料調製法にフィードバックすることにより高効率な窒素吸着剤の開発行うことにあり,実用化に耐えうる試料としての機能向上を行い,実用化への展開をめざすものである.
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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