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J-GLOBAL ID:202104001429444170  Research Project code:15654266

難加工性マグネシウム合金管を対象としたレーザダイレス引抜きのマルチスケールモデル

難加工性マグネシウム合金管を対象としたレーザダイレス引抜きのマルチスケールモデル
Study period:2015 - 2018
Organization (1):
Principal investigator: ( , 理工学研究科, 助教 )
Research overview:
本研究では,難加工性マグネシウム合金管のレーザダイレス引抜き中のマクロスケールの引抜き挙動からメゾスケールにおける表面あれ進展や結晶粒単位のマイクロクラックの進展までを考慮したマルチスケール解析手法の開発を目的としている.具体的にはレーザダイレス引抜きのマクロスケールモデルにおいては,レーザ加熱の数値モデル化手法の提案とダメージ値を考慮した熱ー変形連成解析(FEM)を実現する.またメゾスケールモデルでは境界要素法を応用し,被加工材表面の表面あれ進展挙動をモデル化する.マクロスケールにおける加熱を考慮したダメージ値の推移とメゾスケールにおける表面あれ進展とマイクロクラックの発生の相互作用をモデル化し,レーザダイレス引抜き中の材料の変形挙動の予測を行う.本研究では,提案するマルチスケールモデルの開発をプロジェクトリーダであるポーランドのAGH University of Science and Technologyが担う.レーザダイレス引抜き実験そのものは,すでにダイレス引抜きの実績のある日本の首都大学東京が担当する.また表面あれの進展やマイクロクラックの観察についてはチェコのCzech Technical University in Pragueが担当する.本プロジェクトは,それぞれの機関が得意分野とするモデルの開発(AGH),レーザダイレス引抜き実験(首都大学東京),マイクロ領域の評価・計測(Czech Technical University in Prague)を担うことで効率的に研究を推進する.さらに3機関で得られた知見を比較検討することによって本研究で提案する難加工性材料のマグネシウム合金管のレーザダイレス引抜きのマルチスケール解析モデルの妥当性の検証を行う.
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Research program:
Parent Research Project: 先端材料
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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