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J-GLOBAL ID:202104001505093012  Research Project code:11104531

次世代核酸医薬への応用を目指した人工siRNAの設計

次世代核酸医薬への応用を目指した人工siRNAの設計
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学研究科, 教授 )
Research overview:
siRNA活性の低下を伴わずにアンチセンス鎖を選択的にRISCに取り込ませることを目的とし、アゾベンゼンをD-threoninol(TN)を通じて導入した人工siRNAを構築した。アゾベンゼンのsiRNA内における導入可能部位を網羅的に検討した結果、センス鎖の5’端から数えて2~8残基にアゾベンゼンを導入することで、アンチセンス鎖を選択的に取り込みつつ高活性化することに成功した。またNativeのsiRNAではセンス鎖の取り込み率が95%であったのに対し、5’端から数えて7残基目にアゾベンゼンを導入したところ、siRNAの高活性化とセンス鎖の取り込み率を30%にまで抑制することに成功したことから、当初の「センス鎖の取り込み率を未修飾のsiRNAの1/2以下に抑制」という目標を達成することが出来た。
Terms in the title (6):
Terms in the title
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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