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J-GLOBAL ID:202104001611244445
Research Project code:19209801
遊牧民伝承に基づくモンゴル草原植物資源の有効活用による草地回復
遊牧民伝承に基づくモンゴル草原植物資源の有効活用による草地回復
National award number:JPMJSA1906
Study period:2019 - 2024
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1906
Research overview:
本研究は、モンゴル草原の多様な植物についての遊牧民の豊富な知識と伝承に基づき、伝承を最新科学により解析し、短い夏に発揮される旺盛な成長力、貧栄養土壌などのストレス環境への耐性力、家畜の健康増進を進める薬効力などに優れた植物を探索する。伝承に基づく科学的解析においては、新規な遺伝子・化合物の探索、植物栽培法の確立を中心とし、その成果を基に、疲弊したモンゴル草原の「診断」「治療」による緑地の回復、回復した緑地への薬用植物の植栽化を複合的に実施することによって、モンゴル草原植物の有効活用化による草原保全、家畜健康保全を目指す。地球温暖化と過放牧によるモンゴル草原植物の生産性低下やモンゴルの遊牧畜産業の発展性阻害などの状況は、ユーラシア大陸内陸部の中央アジアおよび中東諸国共通の問題であるため、開発する草原植物の有効活用システムは、世界の遊牧畜産業の活性化に寄与することが期待される。
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Research program:
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Parent Research Project:
生物資源
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :
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