COVID-19の重症化リスクを低減する抗炎症魚肉タンパク質の開発

National award number：JPMJTM20JA
Study period：2021 - 2021
Organization (1)：
Principal investigator： ( , 大学院水産科学研究院, 教授 )
DOI： https://doi.org/10.52926/JPMJTM20JA
Research overview：

肥満に伴って進行する慢性炎症は,新型コロナウイルス感染時にサイトカインの大量放出を助長し,重症化を促す。申請者らは,スケトウダラ筋肉中の水溶性タンパク質画分(WP)が,炎症刺激を受けたマクロファージにおけるサイトカイン産生を強く抑制することを見いだした。WPは共同研究企業の自社工場で大量に回収できる。そこで本課題では,WPを用いて「肥満誘導性の慢性炎症を抑制することでCOVID-19の重症化リスクを低減する新規タンパク質素材」の開発をめざし,その実用化を提案する。また,本素材の実用化促進のため,化学修飾による機能改変を利用してWPの抗炎症機能を増強し,慢性炎症に対する抑制効果の向上をめざす。

, , , ,

Research program：＞＞＞＞
Organization with control over the research：

Japan Science and Technology Agency

Return to Previous Page