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J-GLOBAL ID:202104001736119537  Research Project code:12101305

エアジェットを用いた柔軟物の健全性診断技術と試験機の開発

エアジェットを用いた柔軟物の健全性診断技術と試験機の開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学部 機械工学科, 教授 )
Research overview:
市販の粘弾性試験機は荷重と変形を同時に検出して柔軟物の破断や粘弾性が測定されるが,このときに用いられるプランジャは圧縮,粘性,クリープなどの試験により異なり,また上下動速度が柔軟物の急激な変形に対応しない.特許取得した本装置は,プランジャではなく,空気噴流を用いて柔軟物表面にくぼみを瞬時に発生させ,その変化をレーザ光により瞬時に計測するシステムである.噴射ノズルを作製し,および動的に噴射できるレギュレータを設置して,くぼみ形状の断面形状の瞬時変化を計測することができた.またノズルと形状センサの位置関係を最適化するために,それらのノイズ除去,くぼみの深さと直径も瞬時に調べることができた.また2次元センサの設置位置と検出方向を考慮した試験機に改良し,取得データを解析した.その結果,本試験機と市販の試験機との違いを比較した結果,本装置では柔軟物の特性を示す瞬間弾性変形および遅延弾性変形が測定できたので,本装置の独創性,優位性が得られた.柔軟物の瞬時のくぼみ形状の変化よりクリープ挙動,その回復挙動が調べられた他に,新しく提案したくぼみ深さのコンプライアンスや等価深さも評価することがきた.
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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