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J-GLOBAL ID:202104001771582142  Research Project code:13408958

イネ澱粉枝作り酵素による次世代バイオポリマーの開発

イネ澱粉枝作り酵素による次世代バイオポリマーの開発
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 農学研究院, 教授 )
Research overview:
本研究では、イネ枝作り酵素BE1-マルトペンタオース複合体の結晶構造に基づき、マルトペンタオース結合部位を構成するPhe100とTrp319をAlaに置換した変異体(F100A、W319A、F100A/W319A)を調製し、それらの触媒活性および転移糖鎖長を分析した。その結果、何れの変異体の酵素活性および転移糖鎖長ともに、野生型と比較して顕著な差は見られなかったことから、BE1をプロトタイプとする機能改変体酵素を調製することはできなかった。次に、3%(w/v)のタピオカ,小麦,トウモロコシ,ジャガイモの各糊化澱粉をBEIのアイソザイム(BEIIaとBEIIb)で処理したところ,タピオカにおいて顕著に濁度が減少し、さらに酵素処理による環状グルカンの生成を検討したところ,アミロースを基質にした場合に生成されていることが示唆された。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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