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J-GLOBAL ID:202104001783397731  Research Project code:11104456

MRI画像診断を劣化させないインプラント材料の構造設計法の開発 - 適切診断と医療費低減を目指して -

MRI画像診断を劣化させないインプラント材料の構造設計法の開発 - 適切診断と医療費低減を目指して -
Study period:2011 - 2012
Organization (1):
Research responsibility: ( , 保健科学研究院, 教授 )
Research overview:
MRI検査において、脊椎固定具などのインプラントによりMRI画像が乱れ、診断を下せない場合が多発している。我々は、生体適合性を持つ常磁性体に粉末の反磁性Graphiteを封入するハイブリッド構造により、画像の乱れを画期的に低減できる独創的アイデアを考案した。本研究では、このアイデアの実用化を目指し、まず画像乱れの原因となる磁場歪みについて、MRI撮像により求まる実測画像を基に、シミュレーション(計算画像)の高精度化を図った。つぎに、このシミュレーション技術を用い、脊椎用固定具を模擬した柱状形状を対象に、そのハイブリッド内部構造の最適設計を行った。さらに、その構造の力学特性がインプラントとして十分であることを力学解析シミュレーションで確認した。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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