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J-GLOBAL ID:202104002053382310  Research Project code:13412411

噴霧急速凍結乾燥法による粉末微粒子設計を基盤としたリポソーム吸入粉末剤の開発

噴霧急速凍結乾燥法による粉末微粒子設計を基盤としたリポソーム吸入粉末剤の開発
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 薬学部, 助教 )
Research overview:
粉末微粒子化後も平均粒子径で約120 nm、多分散性指数で約0.13のリポソームの粒子物性を保持するとともに、吸入器の性能に依らず分散性の指標であるOutput Efficiencyで約90 %、肺到達性の指標であるFine Particle Fractionで60 %以上の優れた吸入特性を発揮するリポソーム粉末微粒子の開発に成功し、当初の目標を達成することができた。また実薬を封入したリポソームについても粉末微粒子化の検討を試み、粉末微粒子化後もほぼ同等の薬理活性ならびに肺内滞留性を有することを明らかにした。本研究で得られた成果について学会発表・論文投稿を行うとともに、今後は他の研究開発支援制度を基にして実験動物を用いた治療効果・副作用の評価に進み、開発したリポソーム粉末微粒子の有用性を更に明確化していく。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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